国際結婚が増え続けているが、それに比例して、もともと
面倒な手続きがさらに複雑化してきているのをご存じだろうか?
国際結婚の手続き複雑化の背景
結婚する人自体が減ってきている日本の中で、今は
20組に1組は国際結婚という現状。東京ではなんと
10組に1組が、日本人と外国人のカップルとして結婚
手続きを行っている。
俺がフィリピン在住であることから、周りにフィリピーナと
日本人男性のカップルが多く、先日のジュンさんのように、
国際結婚の手続きを聞かれることも多くなってきた。
国際結婚はグローバル化を背景にしてさらに増え、
手続きもさらに煩雑になるだろう。
というのも、日本人男性とフィリピーナの国際結婚が偽装
であることが多いのが昔から有名なように、その国の人と
結婚するのが永住権取得の最短距離だったりするので、
それぞれの国の入国管理局が手続きを厳格にし、それを
取り締まるから。
真面目に恋愛して相手の外国人と一緒になりたいという
日本人には迷惑な話だが(笑)、困難を乗り越えて晴れて
一緒になれたときの喜びはひとしおのはずなので、腐らず
国際結婚の手続きを進めてほしい。
国際結婚の手続き
役所に問い合わせる
市区町村の役所・役場の戸籍担当職員に、あなたが
結婚する外国人の国籍を伝え、どんな書類が必要
なのかを確認する。
一般に日本人側が用意するのは婚姻届と戸籍謄本。
一方相手が用意するのはパスポート、そして婚姻要件
具備証明書。
最後の婚姻要件具備証明書は国によっては発行されない
場合もあるので、代わりに何が必要なのかもしっかり確認。
インドのバンガロールから来日していたスリと結婚しようと
していた一志は、これが発行されないと知って相当慌て
ふためいていた(笑)。
在日大使館(領事館)に問い合わせる
上述の婚姻要件具備証明書の発行にどんな手続きが
必要なのか、また役所への届け出の後にどんな書類が
必要かを確認する。
具体的には、婚姻要件具備証明書発行の流れ、料金、
受付時間、用意する書類、そしてカップルが2人で
実際に行く必要があるかなど。
役所に提出
晴れて書類が揃ったら、担当の役所・役場の戸籍課に
それらを提出。ここで問題なければ婚姻届受理証明書が
発行され、正式に国際結婚が認められる。外国人登録も
ここで行う。
ただし法的要件を満たしていないと判断された場合は
受理伺いの手続きに回され、法務局から直接聞き取り
調査の呼び出しを受けたりと、最長で3カ月程度の時間
がかかってしまう場合も。
日本の役所というのは形式をとても重視するので、
結婚熱が冷めないためにも(笑)、書類の準備は慎重に。
在日大使館(領事館)に届け出をする
役所から受け取った婚姻届受理証明書と他の必要書類を
提出し、ここでも婚姻届受理証明書を発行してもらう。
入国管理局にビザを申請する
「日本人の配偶者等」という在留資格(配偶者ビザ)を
手に入れるために、在日大使館から受け取った婚姻届
受理証明書その他の書類を提出。
ちなみに外交婚といって、先に相手の国の大使館(領事館)
で書類を受け取り、それを日本の役所に届け出るという方法も
ある。
ただしこれは国によってはできない場合もあるので、
事前にしっかり確認しておきたい。
日本人の国際結婚の割合はそんなに多いんですね!!
私が田舎に住んでいるからまわりにほとんどいないけど
確かに都内の友達はオーストラリアの人と結婚して今でも幸せに暮らしています。
国際結婚する際には
色んな手続きが必要なんですね。
グローバル化が進んでいるなか
もっと簡単になればいいですね。
私の周りにもあまりいません。