フィリピン移住と投資

 

「仕事選び」

 

仕事に求めるものは千差万別だが・・・最低限でいえば

「生きていくため」に、世の中のほとんどの人がかなりの

時間を費やすもの。その選び方は人生を左右する。

 

 

仕事の選び方って？

 

では、正しい仕事の選び方はあるのか。

 

仕事選びに慎重になっている人がいる一方で、そんな

余裕もなく、とにかく内定を取るために履歴書を配りまくる

人もいる。

 

ちなみによくある仕事の選び方、例えば他よりも給料が

良いから、家が近いから、有名だから、先輩が勤めて

いるから・・・こういった条件で最初の仕事を選ぶのは

いいが、それにしがみつくとライフスタイル選びの

可能性を狭めることになる。

 

 

とにかく仕事を続ける中で自分が大嫌いなこと・避けたい

ことをあぶり出し、その反対側にある「本当に望むライフ

スタイル」を明確にする・・・俺自身が選びうまくいった

このやり方をあなたにも勧めたい。

 

俺の場合は満員電車・お昼休み後の生産性のない会議・

不毛な残業・・・こうした嫌いなことから離れるため、仕事の

後や土日に必死に自分のビジネスを伸ばすことを選び、

それが今のライフスタイルにつながっている。

 

 

尊敬する本田健さん。会計事務所出身という背景も似て

いるが、その価値観には様々な部分で共感できる。

 

彼の仕事選びの基準。仕事は「大好きなこと」「ワクワク

できること」「やりたくて仕方がないこと」で選び、それを

続ければ幸せになれると健さんは語る。

 

日本では、仕事はあたかも「生きる糧を得るための忍耐と

我慢の修行道場」のようにマインドコントロールされている。

 

そんな日本のサラリーマンからしたら、「仕事には大好きな

ことを選びなさい」なんてユートピアにしか聞こえないかも

しれないが・・・

 

日本以外の世界を見渡しても、大嫌いなことを嫌々

続けながら経済的にも幸せになっている人はいない。

これが現実だ。

 

 

この2つを鍛えられる仕事選びを

 

俺自身は、会計士二次試験の失敗後はコンサルタントと

して霞ヶ関にある大手監査法人に入り、26で週末起業し

30代で自分のビジネスを専業にした。

 

この10数年の間にお勤めの仕事を経験し、今自分が

それなりに楽しく暮らせている理由は、仕事の中で

2つのスキルを鍛えることができたから。そこで先を

見据えるなら、これらを鍛えられるものを選びたい。

 

 

まずはコミュニケーションスキル。コミュニケーションというと

会話が上手な人が思い浮かぶが、これはデジタル上の

メールやチャットなどのメッセージでも構わない。

 

むしろ今のビジネスでは、対面や電話よりも文字での

やりとりが主流。まして、俺も得意ではない「大勢の人の

前で話せる能力」は必須ではない。もちろんできるに

越したことはないが。

 

そういった意味で、メールでも含めてなるべく多くの人と

やりとりができるような仕事を選ぶ。工場などで機械と向き

合って黙々やる仕事には、こういった機会が少ない。

 

それだけでなく、こういった仕事はグローバリゼーションや

オートメーションによって淘汰される運命にある。

 

 

そしてもう一つは、やはり語学力。特に将来性を考えると

英語か中国語をマスターしておきたい。これはより多くの

人とコミュニケーションがとれるためだ。

 

ネイティブと対等にできるほどではなくとも、少なくとも拠点を

海外に移して生活できる自信を持てる程度のレベルには

しておきたい。これによって可能性がグッと拡がる。

 

仕事選びは、これからは日本国内に限定する必要は

全くない。むしろ個人的には、積極的に海外にどんどん

飛び出して欲しいと願っている。