「どうしても会社から独立したいです。
アドバイスください」
新太郎がそんなことを言い始めたのは、フィリピン移住前に
恵比寿でtimoが主催したハロウィンパーティに参加した
アフターのスタバだった。
会社から独立する手段
会社を辞めるにしても、あなたの生活は当然続いていく。
特に独立後の経済活動を念頭に、しっかり計画を立てて
おく必要がある。
会社を離れるにはまず、シンプルに
その独立のために
お金がかかる方法
と
お金がかからない方法
がある。
前者は会社やお店を自分で始めたり、独立開業できる
資格を取るために専門学校に通い始めたり、Webビジネス
のうちせどりや転売のように、仕入金がそれなりにかかることを
始める場合など。
一方で後者は、自宅やカフェでラップトップPCだけで
フリーランスとしてITの仕事を請け負ったり、俺のように
ブログやメルマガなどのWebメディアを構築して運営
するようなケース。
ただ「会社を辞めたい」という勢いや感情だけで、上記の
お金がかかる方法を独立に際してとることはお勧めできない。
比較的独立する人は日本でも増えてきたものの、そのうち
どれだけの人がうまくいき続けて残っていくかを数字で見ると、
悲惨なものがあるので(笑)。
個人的はお金のかからない方法、特にブログなどを
通してオンラインで集客し収入を得る方法を会社に
いるうちから学び、ある程度安定するところまでは
副業として運営し、それから独立するという安全策を
勧めたい。
かの有名事業家が語っていた4つの基準
初期投資がかからないこと
固定費がかからないこと
利益率が高いこと
安定収入があること
これに照らしても、またニッチなジャンルを含む市場規模が
拡大の一途をたどっていることを見ても、Webメディアの運営は
個人が独立するのにふさわしい手段だ。
会社の独立に必要な心構え
俺自身が3年半勤めた会社から独立した立場として
言えるのは、あなた自身の覚悟を問うことと、どのジャンルで
戦うのかをしっかり吟味して決めること。
会社から独立してから数年間はほとんど寝れないくらいの
覚悟ができていて、しかも収入が10分の1くらいになっても
いいと思えていたら、あなたは会社にただ仕えているだけの
人間ではなく、むしろ独立に向いているといえる(笑)。
ただしまさに俺が選んだような方法であれば、会社を離れた
ことが天国でしかなく(笑)、独立後の事業もライフスタイルも
楽しいものとなる。やはり、どれだけがんばるか以上に
大切なのは、何でがんばるか。
俺が会社から独立するときに、先に会社を辞めていた
事業の先輩である佐々木さんからもらった言葉。
「独立できるのは、今動ける人。
人生を変えられるのは、今変われる人」
いつか会社を独立したい、自分で何かやりたい・・・
そう思いながら、ずっと今の生活を続ける人が大多数。
今、何かを始めると決意する。
目標を明確にし、行動計画を立てる。
それを続け、習慣化する。
このシンプルなプロセスで人がどんどん変わっていける
ことは、俺自身の経験でも実証済みだ。
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