英語のスピーキングにおすすめ!バイリンガルへの最終手段とは?


 

日本人が不得意な英語のスピーキング。海外に住んで長いので

おすすめの習得法をよく聞かれるのだが・・・

 

それ以前に、彼らの学び方を聞くと

間違った方法を続けている人がほとんど。

 

 

正しい学び方を実践すれば、

英語のスピーキングは全く難しくない。

 

独学でバイリンガルになった男が

簡単な習得法を伝授する。

 

 

英語のスピーキング習得におすすめの勉強法とは?

 

27327189863_71b445382a_b

 

日本人のスピーキング力をネイティブに近づける、

ある方法がある。

 

俺自身がマスターしたように、英会話は自分が伝えたいことを

あらかじめ準備して覚え、それを会話の中で繰り返し使うこと。

 

これにより、スピーキング力とリスニング力を

同時に上げていくことができる。

 

 

ただ、初心者にはこれがすんなりできないのも事実。

 

特に、英語独特のリズムやテンポなどが体に染み込むまでには

ある程度、数稽古の部分があるから。

 

 

そこで後輩の美代子には、俺が英会話をマスターするのに

大いに役立った「フラグメンタルスピーキング」を伝授した。

 

 

フラグメントというのは「断片」の意味で、英語のセンテンスの

切れ端であり、それだけでは文法的には成立しないもの。

 

もしあなたが同時通訳を目指すのではなく、ノンネイティブ

としてシンプルに日常英会話をマスターしたいのなら

この方法からスピーキングを学ぶことをお勧めする。

 

 

では、具体的にフラグメンタルスピーキングとは

どういったものか?

 

 

例えば「先週末何をしましたか?」と英語で聞かれ、

以下のように答えたいとする。

 

well,i went to shinjuku to buy a gift for my son.

(ええと、息子へのプレゼントを買いに新宿に行きました)

 

ここでのフラグメント(断片)は

well

i went to shinjuku

to buy a gift

for my son

 

あなたが質問されたときに

頭に浮かぶことを文字にすれば、

 

(何をしたんだっけ?)そうだ、新宿に行ったんだ

(何をしに?)プレゼントを買いに

(誰の?)息子の

 

英会話に慣れてくれば

瞬時に答えは出るようになるが・・・

 

特に初心者のうちはこうした細切れの単位で普段から

フレーズを覚えておくことで、聞かれたときの

思考の流れの通りに答えることができる。

 

 

またこれが便利なのは、細切れ単位のフレーズを

リアルタイムで変えることで(i went to ikebukuro/

to see a movieなど)様々な会話に対応できるということ。

 

 

ブロークンでもいいので、思いついた順番に

短いフレーズを、そのまま口にする

 

これによって、初心者でも英会話で

最も大切なテンポ(会話のキャッチボール)に

対応できるようになる。

 

 

文法的に言えば、このフラグメンタルスピーキングは

ある意味、かなりいいかげんな話し方。

 

しかし英語はもともと不完全な言語であり、

いいかげんな方がネイティブらしく自然に聞こえる

という逆説が成り立っている。

 

マニラに遊びに来たタケシが得意なyou know,

well,sayなどの意味のない決まり文句(間投詞)。

 

これらを適宜使いこなす日本人の方が

英語がペラペラに聞こえるように(笑)。

 

 

知ってた?英語のスピーキングは独り言も効果的!

 

20928447539_0693e1763c_b

 

独り言というと、ちょっと危ない人の癖というイメージだが(笑)

英語のスピーキング習得には大いに役立つ。

 

スピーキング力向上のためにはとにかくアウトプットが

必要であり、オンライン英会話で覚えたフレーズを

どんどん使っていくことが効果的。

 

ただそのための時間や費用がないというケースもある。

 

 

この場合は、一人の時に定番フレーズなどを

どんどん口ずさむのを習慣にしよう。これによって

英語のリズムが体に染みつき、口の筋肉が英語仕様に近づく。

 

もちろん満員電車でやるとヒンシュクだし(笑)、

家族と同居の場合は自宅でも周りの理解を得ておこう。

 

 

英語 のスピーキングとリスニングを同時にマスターする方法

 

4831775626_cc962543ca_b

 

「何とか聞き取りはできるんだけど、

英語のスピーキングが不得意で・・・」

 

なおちゃんがマニラでそう話す。

 

リスニングの方が技術的に難しいのを知っているので、

どこか不思議なフレーズだった(笑)。

 

 

英語を話すこと、すなわちスピーキングは

他のスキルと比較して簡単にマスターできるもの。

 

なぜなら英語のスピーキングは

あくまでも「自分主体」だから。

 

 

よく英語での会話はキャッチボールに例えられるが、

このスピーキングは投げる方。

 

つまり、どんなボールでもとりあえず

相手に向かって投げることはできる。

 

 

では英語において、どんなボールを投げればいいのか?

それがすなわち、スピーキングのスキルそのもの。

 

ボールというのはすなわち、あなたが相手に伝えたいこと、

表現したいことに他ならない。

 

 

英語でこのボールをたくさん持っている人が

まさしくスピーキング力が高い人であり、

ボールが少ない人がスピーキングが不得意な人。

 

英語を話すが上手な人は、自分専用のボール

(フレーズ)をあらかじめたくさん持っている

 

 

そこで俺が推奨しているのが、

 

英語であなたがよく使うフレーズを中心に

自分専用の言い回しをあらかじめ準備して

スピーキングに臨むという方法。

 

 

日本の英語教育は、受験を前提にした読み書き

つまりグラマー(文法)を中心にしているため、

英会話におけるスピーキングやリスニングに対応していない。

 

これに気づかずにやみくもに単語や構文などの文法を

詰め込んでも、海外の人と実際に会話したときに

あまりにも話ができない事実に愕然とすることになる。

 

まさに俺がニューデリーで経験したように(笑)。

 

 

ネイティブなど海外の人との英会話についていくためには、

文法にこだわらず彼らの言い回しをそのまま暗記するのが

最も早い。

 

文法的に考えたら理解できない慣用表現(イディオム)

や省略した言い方が普通に使われるので。

 

 

市販の定番フレーズ集から入るのもいいが、

やはり効果的なのは、あなたがよく使うフレーズなど

自分専用の表現を準備しストックしておくこと。

 

 

具体的には、あなたが英会話をする場面を想像し、

英語で何を表現したいのかをよく考えてみる。

 

自己紹介、仕事や趣味の話、普段の生活で起きた

笑い話や悲しい話、怒った話などを日本語で書き出す。

 

そしてこれらを箇条書きでもいいので、

シンプルに英訳する。

 

 

重要なのは、あなたが英会話の中で伝えたいことの

ボキャブラリーやフレーズを、準備して先に知っておくこと。

 

これだけで、ほとんどの間違った英会話学習をしている

日本人を大きく引き離すことができる(笑)。

 

 

そしてこの方法が重要なのは、

同時にリスニングもマスターできるということ。

 

人は知らない言葉を聞き取ることは不可能なので、

知っている言い回しを増やすことがリスニング力をも

向上させていく。

 

 

さっきも語ったように、スピーキングは

自分が話したいことをフレーズ単位で

覚えておけばいいのであって、「自分主体」のスキルだ。

 

 

これに対してリスニングは、こちらがいくら準備しても

話し手側や環境によって聞き取れる度合いが変化する

「相手主体」の能力。

 

難易度は当然リスニングの方が上になる。

 

性別や年齢だけでも

英会話の聞き取りやすさは変わる。

 

これに加えて国や地域ごとのなまり、本人の癖やスピード、

独特の言い回しやスラングなど、リスニングを妨害する

要素には枚挙にいとまがない(笑)。

 

 

ちなみにフィリピン人は5歳くらいから第二言語として

英語を習い始め、小学校でも先生はタガログ語ではなく

「英語で」授業を進めていく。

 

日本人は海外の映画やドラマも日本語字幕で観るのが

通常であって、フィリピン人と比べても英語の純粋な

リスニングの機会が圧倒的に少ない

 

だからたまに街中でネイティブから話しかけられようものなら

パニックになり、そのスピードにも耐性がないため

とてもついていくことができない。

 

 

つまり相手が不明瞭に発音する人だったり

濁音に癖のあるような人だったりすれば、

聞き取りづらいのは当然。

 

いくらコツを知っていても聞き取りの精度は

話し手次第で上下する。

 

リスニングのポイントは以下の通り。

 

開き直る

 

リスニングにはさっき語ったような特性があるので、

そもそも完璧を目指さないこと。

 

英語が母国語ではないのだから、聞き取れなくて

当たり前、聞き取れたらラッキーくらいに構えておけば、

ネイティブを前にしても緊張が和らぐ。

 

あなたが外国人といるときを考えたら、相手が

日本語を理解できないのは自然であって、それに

もどかしさや苛立ちを感じることはないだろう。

 

 

全て聞き取ろうとしない

 

リスニングのコツは、

重要なポイントのみを聞き取ればいいということ。

 

日本人の英語学習者によくある勘違いの一つに、

勉強を続けていたら、英語も日本語と同じように

自然に聞こえてくるのでは・・・というものがある。

 

これは、第二言語である以上、

脳の構造からして不可能。

 

あなたが物心つく前から英語圏で育っていた

というような特別な事情がない限り、他の言語は

意識しながら聞かない限り聞き取ることはできない。

 

そしてこの聞き取りは、同時通訳者です

ら100%聞き取ることはできず、また

全て聞き取る必要もないということ。

 

 

推測力

 

リスニングで大切なことは、聞き取れたキーワードから

大体の内容を予測するということ。

 

このコツを知っている日本人は実に、

英語ペラペラに見せるのがうまい(笑)。

 

 

「自分だったら、この先こう言うだろうな」

「相手はきっとこう言いたいんだな」

 

こうした先読みの癖をつけるだけで、

面白いほど聞き取れるようになる。

 

 

日本人同士の会話を聞いていても分かる通り、

相手が話している言葉の一言一句を厳密に聞きながら

キャッチボールしていることはない。

 

常に相手の話そうとしていることを

予測を交えて会話している。

 

 

会話の流れから常識に照らして想像すると、

大して聞き取れなくても内容は半分以上

理解できるのが不思議。

 

日本人のバイリンガルは

この仕組みをよく理解している。

 

 

テツも最初はyesとyeahしか聞き取れなかったが(笑)、

最近はさすがにだいぶ上達してきた模様。

 

 

言語常識のフル活用

 

さらにリスニングのコツとしては、この推測に際し、

その会話の流れや一般常識を考慮すること。

 

例えば「昨日銀座に行って・・・」と

相手が話している中で、唐突に「芋掘りをしてきた」

なんて話題にはならないはず(笑)。

 

 

キーワードの仕込み

 

通訳者のすごいのは、聞き取れるキーワードを

膨大に仕込んでいること。だから推測を入れるにしても、

その精度が高いものとなる。

 

親友シゲのお姉さんがシンガポールで通訳をしているが、

やはり彼女のイディオム(英語の決まり文句)の知識は

半端なかった。

 

 

あなたが普段からできることは、ネイティブが使う

定番フレーズを洋画や海外ドラマなどからどんどん

ストックし、音読しながら暗記していくこと。

 

これにより聞き取れるキーワードが増え、

内容の推測が容易になっていく。

 

 

英語のリスニングにおすすめの方法!

 

俺がテツに教えたのは、高負荷トレーニング

 

リスニングは毎日コツコツ音声を聴くのもいいが、

短期集中で負荷をかける方が向上することが多い。

 

例えば俺が和光にいるときにやっていたのは、

大好きな映画を丸1日部屋にこもって、何度も

繰り返し観ること。

 

俺のときは名作「アメリカンビューティ」だった(笑)。

これは効果てきめんなので試してみてほしい。

 

 

さらにシャドーイング。ネイティブが話す直後にかぶせるように

そのまま同じフレーズを繰り返す方法だ。

 

これによって自分を英語の正確な発音に

近づけることができるので、聞き取りも楽になっていく。

 

俺が最短でインド起業の準備を始めた頃から始めた

英会話の学習。特に苦手だったリスニングを克服できたのは、

この方法を愚直に実践したからに他ならない。

 

 

シャドーイングには、ネイティブの自然な音声を使おう。

 

TOEICの練習用音声などは、言ってみれば書き言葉を

そのまま読み上げたようなもので、スピードもゆっくりで

お手本の様に正確な文法。

 

しかしあなたも気づいているように、話し言葉というのは

ずっと砕けていて、省略や倒置もあれば決まり文句もあり、

はっきり言ってめちゃくちゃ(笑)。

 

普段の日本語の会話を考えてもらえば分かるはず。

 

従って海外のシットコムのようなドラマやyoutubeの

ネイティブが投稿した動画などを使い、聞き取りの

トレーニングをするのがいい。

 

 

特にリスニングというスキルは、筋トレのように

負荷をかけることで上達していくもの。ある程度

時間がかかるのは当然であり、毎日の習慣がものをいう。

 

「聞き流すだけでOK」という教材は、俺の知る限り

ほとんどの日本人には無理で、あれは数万人に1人の

天才にしか対応していないと確信する。

 

間違っても、若い日本人プロゴルファーがCMする

あの資料に手を出すようなことはしないでほしい(笑)。

 

 

まとめ。英語習得は効率と習慣

 

スピーキングとリスニングを同時に学んで効率を上げながらも、

リスニング力向上には時間がかかることを知っておけば

変に焦ることもない。

 

毎日の習慣を大切に、しぶとく鍛錬を続けよう。

 

 

「英会話、特にスピーキングが本当にダメで・・・

次の言葉が出てこないんです」

 

バンクーバー永住を目論む美代子が、久々に会った

渋谷のワイヤードカフェで嘆いていた。

 

彼女にも、もちろん正しいやり方を教えておいたが(笑)。

 


770人以上が月5万円から100万円以上の安定収入

ネットだけで得られるようになり、

120人以上が海外と日本との2拠点生活を実現しています。

 

メルマガ(週2,3回配信)無料購読特典(PDF)

①「フィリピンと日本の国際2拠点生活・最新情報レポート」

②「ストレス労働脱出計画」

③「10時間で6万円を稼ぐ方法」

 

公式LINE(週1配信)無料購読特典(音声)

①「成功する2拠点生活・国別の長所短所を解説」

②「海外で自由に生きるのに必要な3つの発想と行動」

③「世界の非常識「日本人の投資マインド」を一瞬で変えるヒント」

 

購読はいつでも解除できます。
あなたの個人情報を第三者にシェアすることはありません。

よく読まれている記事



コメント1件

  1. ひかり より:

    フラグメンタルスピーキングですか。
    やはり色んな単語を知っていて
    繋げる必要がありますね。
    断片的でもいいので
    話せたらいいです。

コメントフォーム

名前

メールアドレス

URL

コメント

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

 【 DAN 】 フィリピン移住と投資の専門家
フィリピン移住と投資を実現するための具体的な方法
DANの半生

▼CLICK自由への道

投資とお金の知識
カテゴリー

ページの先頭へ

快適さを追求し、ワクワクできる自由な人生を楽しみたくありませんか?

 

喜びと感謝に満ちた人生を送りたいあなたに
「好きな仕事でポジティブに暮らす

アイデア」を伝授