北欧で仕事!日本人が働くなら何ができる?


 

海外で働く人が増えつつある昨今だが、

北欧で仕事をする日本人はまだまだ多くはない。

 

その分、情報が少ないのが実際のところだ。

 

 

そもそも北欧に、日本人でもできる仕事はあるのか?

日本との違いは?

 

今回はノルウェーやスウェーデン、

フィンランドを中心に語ってみる。

 

 

北欧で仕事を探すなら?日本人でも可能なのは・・・

 

 

結論から言えば、英語や現地の言葉がビジネスレベルで

扱えない限り、北欧での日本人の仕事は選択肢がかなり狭くなる。

 

言葉のハンデを極力カバーして働くなら、

やはり和食レストランや日本人向けの観光業がメインに。

 

特に寿司職人は、北欧に限らず

ヨーロッパの各地でニーズが高い。

 

 

そもそも言葉の点で日本人には北ヨーロッパは不利。

 

英語の他に、スウェーデン語やフィンランド語が

就職で必要になってくる。

 

この点をカバーするためにも就職時点で日本企業を

選びたいところだが・・・北ヨーロッパにある日本企業

自体が少ないため、このチャンスになかなか巡り会えない。

 

ただでさえ不景気で、かつ当然ながらヨーロッパ人が

優先して採用される現地で日本人が認められるためには、

結局英語以外の語学力が求められる。

 

 

特にスウェーデン人は「語学力=賢さ」と

思っているところがあり、仕事も含め

コミュニケーションでは言葉が重視される。

 

 

それでもチャレンジしたいという場合、

どうやって北欧での就職先を見つけるか。

 

現地で頼りにならないことで有名な(笑)ハローワーク。

 

雑誌や新聞の求人広告、インターネットは

北欧に限らず、海外で就職先を見つけるメインの方法。

 

 

そして北欧で意外に役立つのが、知り合いのコネ。

 

facebookやBugumi、カウチサーフィンを活用して

現地に知り合いをつくっておくのも、就職活動を

有利に展開する方法の一つ。

 

 

例えばスウェーデンで良い条件で就職するためには、

スウェーデン語である程度コミュニケーションできることが必要。

 

現地には日本語教師などの仕事もあるが、

収入的に安定しない。

 

 

正社員の代理として働く臨時職員という立場で

まずは仕事を見つけ、正社員のポジションを

長い目で待つのも一つだ。

 

周囲にとにかく仕事を探していること、就職したい旨を

アピールしておくといい。

 

またプログラミングや、需要のある

日本人特有のスキルをあらかじめ磨いておくこと。

 

北欧での職探しには時間がかかることを織り込み済みで、

この期間に準備をしっかりしておきたい。

 

 

それでも北欧で仕事が見つかれば、

日本人にとってのメリットも多い。

 

 

例えばフィンランド。

 

ビジネスのやり方が日本人に近いところは、

就職してもヨーロッパであることに

違和感を感じづらく良い点。

 

例えば、謙遜が美徳であるなど。

 

働く人の権利が法律でしっかり守られていて、

待遇がしっかりしていること。

 

サービス残業やブラック企業といった言葉は

ここでは見当たらない(笑)。

 

 

そしてスウェーデン。

 

1日7時間を切る労働時間を採用する企業が

増えてきたりと、より効率的な仕事を目指し

プライベートを大事にするあなたには向いている。

 

今の日本と真逆で、短い時間でしっかり結果を出す

効率が徹底して追及されていること。

 

これによってプライベートとの切り離しが明確になり、

よりあなたのパートナーや家族と一緒にいられる時間が

確保できる。

 

仕事以外のオフの時間がたっぷりあるため

人生のことを考える余裕がある。

 

やりたいことをやって生きていこうという

のびのびした空気があるのは、スウェーデン人の魅力。

 

不況のヨーロッパでありながら、やる気がある人には

チャンスが開かれているという空気も、就職活動をする

日本人にとってはありがたい。

 

北ヨーロッパの割には家賃が安いのも魅力だ。

失業保険もしっかりしている。

 

 

北欧に関わらずヨーロッパ全体で良いのは

税金が高い分、福祉が充実しているところ。

 

無料で受けられる公共サービスがたくさんあり、

就職後の生活の中で享受できるメリットは実際少なくない。

 

 

北欧で働きたいなら絶対に知っておくべきこと

 

 

一方で、北欧で働くマイナス面も

覚えておく必要がある。

 

 

例えば、メリットとして挙げた労働基準法が

外国人には無視される場合がありうるという懸念も。

 

黄色人種への差別が、北欧の場合

露骨に出ることがある。

 

 

就職するなら当然、現地で生活する必要があるが・・・

ご存じの通り、北欧の物価や人件費は日本以上に高い。

 

就職先を選ぶなら、現地に移住して

生活を続けられるだけの安定収入を得る必要がある。

 

ケンジはワーキングホリデーでノルウェーに入ったが、

とにかく滞在費用が1年で300万円近くかかり、一方

稼げたのはその半分程度だった。

 

北欧に長期滞在するには、予算との相談が必須となる。

俺がいるこのフィリピンのように気楽にはいかない(笑)。

さっきも触れたように、北欧は税金も高い。

 

就職活動のために滞在が長期にわたる場合は、

現地での生活費をちゃんと考慮しておく必要がある。

 

 

ちなみに、先日マニラに遊びに来た関口さんが

北欧に住みたいと話していた。

 

そんな彼が選んだのは、ノルウェーでのワーホリ。

 

 

北欧、特にノルウェーは福祉の充実度や生活レベルの高さ、

豊かな自然など日本人にも人気で、ワーホリなどで働いてでも

現地に住みたいという人が多い。

 

 

ドキュメントとしては、ノルウェー大使館のホームページ

から申請書類をダウンロード。申請費用の50,000円と

ともに大使館に提出し、3ヶ月待つ。

 

一緒に提出する書類がいくつかあり、

例えば保険や健康関係の証明書。

 

また、英語で書かれた銀行残高の証明書が

必要になる点に注意。これはあなたのメインバンクに行けば、

たいした手間もなく作成してもらえる。

 

ただしこの残高には下限があり、現地で3ヶ月は

生活できるだけの予算(概算で180,000円ほど)が

入っていることが必要になる。

 

実際はこの180,000円では特に都市部の生活費が高い

ノルウェーでは厳しいので、もっと余裕を持っておきたいが。

 

 

ちなみに、ワーホリで稼ぐ給料を銀行に振り込んでもらう場合

現地に口座を作成する必要があるが、この場合パスポートは

もちろん、現地の住所を証明する書類の提出を求められる。

 

航空券は、現地が冬の間のほうが安く取れる。

 

関口さんの場合は準備のための費用から1年間の滞在、

トータルで3,500,000円。そのうちの1,500,000円を

現地のワーホリで稼いだと語る。

 

どんな生活をするかにもよるので、あくまでも参考までに。

 

 

ノルウェーにワーホリを申請するためには、

年齢条件として申請時に18歳から30歳であることが必要。

 

この申請が通れば、1人の雇用主につき6ヶ月働くことができ

入国日から1年ノルウェーに滞在していられる。

 

 

ちなみにワーホリの職種としては、

主にツーリスト向けの販売員をしている人が多い。

 

目ざとい関口さんは(笑)、滞在が3ヶ月を過ぎたところで

学費が無料になる制度にしっかり申し込み、これを利用して

3ヶ月間、現地の学校でノルウェー語を学んだ。

 

 

北欧で働きたいあなたにおすすめのフィンランド

 

やはり北欧のフィンランド。

 

首都ヘルシンキは、日本から最も近い

ヨーロッパの都市だとご存じだろうか?

 

何しろ、北海道からほとんど出たことのない

後輩の智代が初めて行くと決めた海外の街が

このフィンランドのヘルシンキだった。

 

理由はただ、行きやすいヨーロッパだから(笑)。

 

 

ここを就職におすすめするのは、

何しろ面白い場所が多いため。

 

このヘルシンキという街自体が、

海沿いの美しいアート作品のよう。

 

 

フィンランド・ヘルシンキの「島」「教会」「公園」

 

ヘルシンキの島といえば、スオメンリンナ島。

 

フィンランドが誇る世界遺産として有名であり、

ヘルシンキからは船で30分かからないところにある。

 

自然豊かな島で、ロシアとフィンランドが

戦った時の跡が残っている。潜水艦など

珍しい展示物を楽しむことも。

 

俺も個人的におすすめの場所。

少なくとも「かもめ食堂」よりもずっと(笑)。

 

 

またフィンランドもキリスト教の国であり、

ヘルシンキ大聖堂の美しいライトアップ。

 

岩でできたテンペリアウキオ教会は荘厳。

まさに非日常感に圧倒される。

 

 

そして、フィンランドが生んだ希代の作曲家

シベリウスの名前を冠したシベリウス公園。

 

楽器がモチーフのモニュメントや、

オリンピック当時の名残を楽しむことができる

居心地の良い公園だ。

 

 

ヘルシンキは、ヨーロッパで400年以上の

歴史を誇る美しい港町。トラムという

路面電車が可愛らしい。

 

街全体としてもそれほど広くないため、

徒歩でも数日で多くの観光スポットを周れる。

 

 

夏と冬で違う顔のフィンランド・ヘルシンキ

 

夏には訪れたいのはムーミンワールド。

ヘルシンキから列車で2時間のナーンタリにある。

 

エテラ港近くの野外カウッパトリマーケット。

夏のほうが出店が多く活気があり、様々な

フルーツや野菜が並ぶ。

 

またフィンランドで特にこの季節に訪れたいのは、

そのマーケット近くにあるエスプラナディ公園。

 

夏なら町歩きも快適なので、デザインディストリクトを

ブラブラ散歩するのもいい。

 

よりアートに触れたければ、現代美術館のキアズマ。

 

フィンランドの作曲家シベリウスの故郷、

湖と森の美しいハメーンリンナも夏に訪れると気持ちがいい。

 

 

個人的におすすめなのは、日本の旅行誌に

あまり出てこないオウルという街。

 

ヘルシンキから飛行機で1時間弱のフライトで到着。

 

フィンランド北部で最も美しいといわれるビーチがあったり、

フィンランドの美術館として有名なOMAもここにある。

 

エアギターの世界大会が毎年ここで開催されていることは、

カナダでのTEDトークのイベントほど有名ではないが(笑)。

 

 

フィンランドが快適なのは、やはり夏。

これは6月から始まるが、8月の中旬頃には

早くも風が冷たく感じ始める。

 

ツーリングで行った北海道もそうだったが、

こうした北国は8月でも半袖だと肌寒い日があるので

上に羽織れるものは必須。

 

夏なら当然、有名な白夜を楽しみたい。

日中は気温が30度近くになるが、朝晩は涼しいのがいい。

 

 

冬は当然ヘルシンキのクリスマスマーケット・・・

いわずと知れた、ヨーロッパ最大の催し物。

 

冬のフィンランドといえば、

サウナがあちこちで楽しめる。

 

ただし防寒には当然気合を入れて臨みたい(笑)。

 

 

まとめ。北欧で就職する前に短期滞在を

 

北欧の就職事情の

知られざる実態について語ってきた。

 

 

「ヨーロッパで就職したい・・・なんとしても」

 

早稲田に入って初めて友達になったジン。

 

大分から上京していてアンチ英語圏の彼は(笑)、

アメリカやこのフィリピンではなく、ヨーロッパでの

就職に目を向けた。

 

特にジンが注目したのは、教育水準が高く

国民の公共サービスなどの満足度が高いことで有名な

北欧だ。

 

 

北欧の人達との仕事を通して、人生を考える

良いきっかけをもらっている仲間が周りに多い。

 

なぜか東京にいた頃が縁があるのが、

スウェーデン人(笑)。

 

 

スウェーデン人と仕事をするなら、個人主義の人が多く、

またひいきされたりするのもあまり好まないというのは

覚えておくといい。

 

思慮深く日本人に共通した特質を持つため、誠実に

向き合って仕事をしていけば信頼しうる仕事の

パートナーになれるのがスウェーデン人だ。

 

 

ちなみにスウェーデンの女性は生真面目で

日本人と気質が似ており、内気な人が多い。

 

ただし経済観念はしっかりしていて自立しているのが

日本人との違いとして気づいたところ。

 

そして結婚には慎重だったりする(笑)。

 


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