「語学学校は、フィリピンならどこがお勧めですか?」
確かにフィリピン在住だが・・・独学で英会話をマスターし、
ビジネスを通して彼らとコミュニケーションしてきた俺に
語学学校について聞いてくる、相変わらずズレた紫波(笑)。
来たことがないフィリピンに不動産を持つという不思議な
彼は、せっかくの縁だから、英語の流暢な彼らに学んで
みようという気になったようだ。
フィリピンで語学学校を選ぶポイント
フィリピン移住前からフィリピーナの友達が多く、Skypeや
LINEを通して彼女らと会話して英語を習得。駅前留学を
含め(笑)、語学学校に通った経験がない。
しかしながら、このセブや以前滞在していたマニラの
ケソンシティを始め、フィリピンで語学学校を経営していた
仲間が複数名いる。
フィリピン人経営、そして日本人経営両方の語学学校を
見てきて知った、学校を選ぶ際のポイント。
日本人が少ないこと
日本人の生徒があまりに多いと、どうしても日本語で
話すことになる。特に一人で留学に来た人は、やはり
心細さから日本人と友達になろうとするから。
バンクーバーに留学していたサトミも「いつも日本人の
子達といたから、全然身につかへんかった(笑)」と
言っていたが、やはり環境が語学習得に最も大きい。
日本人経営ではないこと
経営者はもちろん、日本人カウンセラーがいないことも
条件。これは生徒の場合と同様、日本人と日本語で話す
状況をつくらないようにするため。
イトコの大黒系美容師(笑)ユウスケ。ロンドンにいきなり
強制的に留学させられて日本人がいなかったことで、最初は
不安で泣きながら過ごした日々が、強靭な適応能力と
語学力を育てた。
人はやはり、追い込まれたときにすごい能力を発揮する。
特に数カ月など短期の語学留学の場合は、環境づくりが
最も大切。
マンツーマン
これは当然、少しでも多くアウトプットしてたくさん会話を
するために必須の条件。先生があなた一人に注目して
くれることで、脳も慣れない英語に適応しようと必死になり、
結果的に吸収力が上がる。
先生が変わる
あなたが同時通訳などを目指していない限り(もしそうなら
フィリピンを選ばないはずだが)、英語ネイティブではない
フィリピン人からでも十分に英会話が学べる。
ただし、育った場所や環境で彼らの英会話力に差が
あったり、人によって癖があるのも事実。できれば複数の
先生を選べる学校で、いろいろなタイプの人と英会話が
できるといい。
授業以外のアクティビティがある
学校によっては、一緒にモールやお祭りに出かけたり、
セブならダイビングやアイランドホッピングを楽しめるように
企画を組んでいるところもある。
こうした機会に先生達と自然な英会話ができると、ただ
授業スタイルを続けるよりも、上達はずっと早くなっていく。
何しろ、日常的な英会話ができるようになることが
ほとんどの日本人の希望するところだから。
個人的に強調したいのは、やはり
「英語しか話せない環境をつくる」こと。
これはもし寮ではないなら、学校だけではなく住んでいる
地域でも。だから本気なら、留学は一人ですることが鉄則
であり、英語脳をつくる近道だ。
ところで先日、セブに留学中のルミから聞かれたのは
「雑談や立ち話などで話題が見つからないときは?」。
俺が伝えたのは、共感で話すこと。
共通する話題、例えば一番簡単なのは天気、そして
共通するイベントなどを話題にする。
イベントは上で話したように同じ語学学校の行事でも
いいし、このセブならシヌログなどフィリピンのお祭りとか。
共感できる話題なら、会話は自然に進んでいく。
右脳に語学はプラス
俺自身はビジネスを通して縁のあったフィリピン人の
助けを得て、ずっと鬼門だった英会話を身につけて
海外移住まですることができた。
IT化の加速によって、人間の左脳が担当する仕事
(計算や集計、管理など)がコンピュータにどんどん
奪われている現状。
特に日本人の仕事は70%が左脳の分野といわれている
から、右脳が得意とするクリエイティブな仕事をもっと知り、
学ぶ必要がある。この左脳と右脳の比率を逆にしないと
日本人は生き残れないという人がいるほど。
そして語学は、この普段使わない右脳を大きく刺激する。
何より英語など新しい言葉を学びコミュニケーションの幅を
拡げることが、生き残る道を開くことにつながる。
しぶとく学び続けよう。
語学学校を探す際に
どうしても日本人が多いところを選んでしまいがちですが。
それでは上達しないのですね。
日本人がいると安心してしまいますが
自分に厳しく!確かにそうです。