ロシアの人名は覚えづらい?人口(2020年)や人形(マトリョーシカ)など雑学を紹介

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ロシア人は日本人に身近なようでそうでもなかったり、

人によって差がある不思議な外国人。

ロシア人の名前って変わっている。

ロシアが広いのはわかるが

どのくらいの人口がいるのか?

ロシアの人名、人口分布からわかる特徴、

有名なマトリョーシカ人形の歴史、さらには恐ろしい歴史まで

ロシアにまつわる話を俯瞰する。

ロシアの人の名前は変わっている?男性と女性の苗字と人名、意味や法則を紹介

ロシア人の名前といえば何を思い出すか。

ロシア人名の辞典である

「ロシア・ソビエト姓名辞典」には

約4万の名前が収録されている。

ロシアで有名なのはこの時期でいうと

スケートのザギトワさんや、メドベージェワさん。

政治家ではプーチンやゴルバチョフ、

芸術界ではドストエフスキー、

チェーホフなんてのもロシア人。

こうしたロシアの人名には法則があるのだろうか。

そもそもロシア人の名前は、

日本人のように苗字・名前のほか、

ミドルネームとして父方の姓をつけることになっている。

前述のドストエフスキーは、

フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー。

名・父称・姓の順番に並んでいるので、

ドストエフスキーというのは姓。

男性か女性かを見分けるのは真ん中の

父姓をどう読むかによる。

例えば「アレクサンドル」という父称の場合、

その子供の男の子であれば「アレクサンドロヴィチ」、

女の子であれば「アレクサンドロヴナ」になる。

女性のほうが少しマイルドな呼び方になるという感じだろうか。

また、姓も男性か女性かで変化する。

「ドストエフスキー」も女性だったら

「ドストエフスカヤ」になる。

男性名詞、女性名詞というのは

日本人にはあまり馴染みがない。

ロシア人名の意味についてみてみると、

昔日本のボクシングジムで

大活躍し世界チャンピオンにもなったユーリ・アルバチャコフさん。

ユーリというのは「農家」という意味のようである。

ドストエフスキーのようにロシアの人名には

○○スキーというのが多いが、

この「スキー」というのは「~を元にした」と

いう意味を添える語尾である。

ちなみにロシアをそのまま人名として扱っている

国擬人化アニメ「ヘタリア」もある。

ロシアの人種構成って?日本人への人種差別もあるの?

ロシアは多民族国会で182の民族がいるといわれている。

ロシア人種のうちほとんどの割合を

占めるがロシア民族だが、

他にもタタール族、ユダヤ族、ハンティ族、

ウクライナ族、それらの混血などなど。

ロシア人種の分布状況を見ると

ロシア民族はロシア全土に居住しているが、

タタール族はタタルスタン共和国に居住している。

面白いところではポーランド民族も

ロシア民族の一系譜である。

こうした多民族が旧ソ連国内に自治共和国を有したり、

旧ソ連以外の国家を持ったりしている。

前者が例えばハンティ族のハンティ=マシン自治区、

後者がウクライナや前述のポーランドなどに代表される。

ロシアは基本的にはキリスト教国家なので、

他の欧州諸国にもれずアジア人に対する見方は

基本的に厳しいようだ。

一方で日本に対しては経済的交流も多く、

プラスのイメージを持つ人も多いようで、

ロシア人の日本人に対する人種差別は少ないようである。

そういえばスケートのザギトワさんの

愛犬として有名になった犬マサルは秋田県。

こういった文化交流の積み重ねが

人種差別的な思想にも良い影響を与えるとよい。

ロシアの人口分布は?人口密度の高い場所、人口の少ない場所。モスクワや極東は?

2010年時点のロシアの人口ピラミッドから

現在のロシアの人口分布を考えると、

日本と同様、60代前半とその子ども達である

30代の人口が多くなっている

他方、70代後半の人口は少なくなっている

ロシア人の人口ピラミッドにみられるこうした

特徴は1945年に終戦を迎えた

第2次世界大戦中の出生減が

大きく影響したと言われている。

またロシアの人口ピラミッドの推移を見てみると、

歴史に伴う影響を大きく受けており、

特に近年ではソ連崩壊後の

1990年代前半より平均余命が低下し、

その傾向が2000年代前半まで続いている。

その結果として18~16歳といった

若年層の人口が少なくなっており、

こうした世代が今度は親の世代になることから、

必ずしも将来に向けて楽観的な状況ではないと言われている。

全体的な人口分布はこうなっているが、

首都モスクワ、或いは極東地方ではそれぞれ状況が異なる。

次にその点を見ていく。

ロシアは人口減少?それとも人口は増加?人口の推移と人口分布図、都市別のランキング(2020年)

ロシアの人口密度を地図とともに見ていく。

ロシアでは日本の都道府県、

市町村などに相当する区分として、

州、地方、共和国、自治州、自治管区などがあり

(これらを総称して連邦構成体という)、

ロシア全土には全部で83の連邦構成体がある。

ロシア全土では約1億4,300万人が居住している

(2020年:143,101,836人)。

日本より少し多いくらいだ。

(日本は約1億2,600万人)

ロシアの国土面積(陸地)が世界の1/10を

占めている状況も考えると、

その広さと人口のバランスがよくわかる。

逆に日本の狭さも明らかだ。

ロシア各都市の人口密度ランキングは、

第1の都市であるモスクワ(モスクワ市)は

人口約1,200万人、人口密度約4,800人/平方km

とロシア最大。

第2の都市はサンクトペテルブルク市で

人口約500万人、人口密度約3,600人/平方km。

ちなみに東京の人口密度は約6,309人/平方km。

モスクワの人口密度は大阪より少し多い

(大阪は約4,600人/平方km)くらい、

サンクトペテルブルクは神奈川県くらい

(神奈川県は約3,800人)と思うと想像がつくか?

連邦構成体は地方ごとに大括りにし「中央連邦管区」、

「北西連邦管区」など8つに区分できますが、

ロシアの人口密度を地図上で比較すると、

最も人口が少ない「極東連邦管区」では約600万人、

人口密度は1.01人/平方km。

ロシア極東の人口推移をみると、

人口減少も激しく、過疎が進んでいる状況だ。

ロシア全体の人口推移についての予測は、

全体として減少傾向だ。

しかしながら、ロシアは広く、

例えば北カフカスは社会減少

(移民や引っ越しに伴う現象)であるが、

それを上回る自然増(出生・死亡の差分による結果)の結果、

トータルとして人口増に至っているような地域もある。

ロシアの人形、マトリョーシカにまつわるあれこれ。事件や作家、劇やお土産

ロシア土産といえば人形のマトリョーシカ。

開けても開けても同じ人形が出てくるつくりは

日本でいう入れ子人形、食べ物でいうと

金太郎あめと似ているが、どういう意味があるのか。

マトリョーシカという名前は

「マトリョーシナ」という女性名の愛称である。

ふくらかな容貌は女性の健康、

女性らしさなどを現しているといわれている。

そのルーツには諸説ある。

仏教の菩薩達磨であるとか、

日本のこけしに類似しているとか、

或いは箱根七福神の入れ子人形にも

通じるという説もあるようだ。

確たる説はないようだが、アールヌーボ、

東洋美術など当日の美術が大きな影響を

与えたことは間違いなさそうだ。

マトリョーシカに関する話題として

平成17年のマトリョーシカ事件というのがあった。

これはマトリョーシカ人形のデザインを

縫い付けたカバンを製造・販売したことについて

複製権および氏名表示権侵害に基づく損

賠賠償および名誉回復措置を求めた事件である。

結果的に原告の主張が認められ、

不法行為に基づく損害金として21万1,100円が認められた。

マトリョーシカを題材にした小説はいくつかあるが、

作家・呉勝浩さんの「マトリョーシカブラッド」、

同じく岩木一麻さんの「時限感染 

殺戮のマトリョーシカ」など、

ミステリーものが多いようだ。

マトリョーシカも日本人形も

少しミステリアスな雰囲気がするため、

こういった題材に用いられることが多いのではないか。

他方でジャッキー・チェン主演の

「スキップ・トレース」では

マトリョーシカが可愛く描かれている。

映画チケットを買った方には

ジャッキーマトリョーシカがプレゼントされたそう!

三谷幸喜作・演出の劇「マトリョーシカ」は

人形とは関係ない。

要は大どんでん返しの連続なわけだが、

次から次へと出てくるものの象徴として

用いられることも多いようだ。

ロシアで人肉を食べた人が?肉食事件の概要と真相

最後に、ロシアにまつわる少し猟奇的な話。

ロシアでは人肉を塩漬けにし、

その一部は食していたという事件があった。

人肉食に関しては20世紀前半には

多くの事件が発覚していますが、

最近でも2017年にはロシア南西部の

都市クラスノダールで、

30人以上の犠牲者を出す人肉食事件が起きてる。

また、ロシア人肉事件として記憶に

新しいところでは12歳の少女が関与する事件があった。

概要としてはボーイフレンドとともに

21歳の男性を殺害、

その後の調べで少女が殺害した

男性を食べたと証言しているものだ。

ロシアでは14歳からしか刑事責任を負えないため

保護施設に収容され、

精神鑑定を受けることになっていると報じられた。

人肉食は英語でカニバリズム(cannibalism)といい、

歴史的には世界各地で事例があるようだ。

社会的な意味合いを持った習慣としての

位置づけもあったようだが、

他方で人肉食そのものを目的とする歴史的な位置づけもあり、

それが動機となった事件も発生しているようだ。

おそろしい。

まとめ

広大なロシアの地。

しかしながら人口は日本と同じ程度で。

東西に広がるロシア大陸には多くの民族が

点在していることがわかった。

また意外と歴史的にも

日本とのつながりが感じられる部分もあるようだ。

日本に近くて遠い国、ロシア。

「よくわからない」「怖い」というイメージ

強いのかもしれないが、少しでもロシアに親しみを感じられただろうか。

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