西大寺会陽とは…死亡も?読み方と岡山裸祭り(はだかまつり)…死者や参加方法、岡山市の西大寺裸祭り(はだか祭り)について


 

有名な西大寺会陽で、1987年と2007年に死亡事故が起きています。

 

お祭りで死者が?と思われるかもしれませんが

その内容を知ると、それも無理はないのかも・・・と思わされます。

 

 

自分が読んで一番分かりやすかったのが

こちらの本です。

 

↓↓↓西大寺会陽おと曼荼羅

 

 

ビジュアルと明快な解説で、

その激しさや祭りの背景を詳しく知ることができます。

 

 

日本の三大奇祭の一つである西大寺会陽で

死亡事故があったなんて聞くと、

どんな激しいお祭りなんだと思ってしまいますよね。

 

秋田県男鹿市の「なまはげ」、

長野県諏訪市の「御柱祭」とともに

 

日本の三大奇祭と言われている、

岡山県岡山市の西大寺会陽について

祭りの様子と死亡事故についてご紹介します。

 

 

会陽とは?岡山市の西大寺会陽で死亡!事故について…裸祭りの死者、奇祭ゆえのリスクの高さ

 

西大寺会陽は岡山市東区にある西大寺で、

2月の第3土曜日に開催される行事。

 

500年以上の伝統をもつ、神聖な行事です。

 

 

はだか祭とも呼ばれ、

厳冬の深夜に約10,000人の裸の男たちが、

 

住職から投げられる2本の宝木(しんぎ)をめぐって、

壮絶な争奪戦を繰り広げます。

 

この宝木を得ることができれば、福男と呼ばれ、

その年の幸福を授かると言われています。

 

 

この宝木の奪い合いの末、過去には死亡例もあり、

怪我人も多くでるほどの熱い祭りです。

 

 

舞台となる西大寺会陽は、

国の重要無形文化財としても指定されています。

 

 

境内には午後8時頃から、

まわしを締めた男性たちが集まり始めます。

 

一通りのお清め後、

22時を過ぎると明かりが消え、太鼓の合図

 

 

群衆に向かって住職から宝木が投げられます。

まずは、枝宝木(えだしんぎ)が100組投入され、

その後に2本の宝木が投下です。

 

この宝木に、

大勢の裸の男たちが激しい大渦を巻き起こします

 

裸の男たちは、かけ声と共に押し合い、

男性の股の間をくぐって前に出る者もいれば、

グループになって連携プレーを演じるチームもあります。

 

チームワークで宝木を得るために、

綿密な作戦を立てて参加する熱心な参加者が大勢います。

 

約1万人の参加者がいる中で、

この宝木を得る事ができるかどうかは

運次第なところもあります。

 

 

そのような熱い西大寺会陽ですが、

過去には死亡事故が発生したことがあります。

 

2007年の2月17日深夜から開かれた西大寺会陽で、

参加者の男性が宝木の奪い合いの最中に、

 

押し合いの中で下敷きとなり、

そのまま意識不明となってしまいました。

 

その他、1987年に、こちらも宝木の奪い合いの中で、

心不全で死亡した男性もいます。

 

 

死亡事故の他にも押し合いや転倒で、

怪我をする参加者が多くいます。

 

このように非常に危険な祭りでもありますので、

西大寺からも自己責任のもと、参加することとうたわれています。

 

 

今さら聞けない?「西大寺会陽」の読み方

 

ここまで西大寺会陽について色々とご説明してきましたが、

ところで、この西大寺会陽は、

どう読むのが正解なのでしょうか。

 

正解は、「さいだいじ えよう」です。

 

 

現在のように裸にまわしをしめた男たちが、

宝木を奪い合う姿になったのは1510年といわれています。

 

僧侶の忠阿が、修正会の結願の日に守護札を所望し、

殺到する参詣者の頭上に投与し、

 

参詣者が身体の自由を守るために、

裸になって守護札を奪い合ったことに始まったとされています。

 

 

会陽と呼ばれる行事は、わずかの例外を除けば、

岡山と香川にしか見られないものです。

 

 

岡山、西大寺のはだかまつり(裸祭り、はだか祭り、西大寺裸祭り、岡山裸祭り)の参加方法

 

西大寺会陽には、中学生以上の男性なら、

誰でも参加することができます。

 

下は中学生から上は70代と、

幅広い年齢層の方々が参加しています。

 

 

また、在住場所についての制限もないので、

岡山県内の方はもちろんのこと、

 

近郊の香川県からの参加者も多く、

近年では外国人の参加者もいます。

 

 

ただし、危険な祭りであることから、

開催者側から、自己責任での参加であること、

 

さらに死亡や怪我等の事故に関しては

損害賠償その他一切の責任は負担しないことがうたわれており、

この事について承諾できる方が参加できます。

 

もちろん自分の身は自分で守らなければなりません。

 

 

事故や怪我を防止するためにも

多くの参加条件があります。

 

お酒を飲んでの参加は禁止です。

 

暴力やケンカも禁止のほか、

イレズミ、タトゥーをした方の参加は禁止

 

この他にも細かい禁止事項がうたわれていますので、

詳しくは、西大寺ホームページや、

岡山商工会議所のホームページをご覧下さい。

 

 

ただ、参加条件に書いてある禁止事項は、

どれも事故防止の上で当たり前のものです。

 

よく読んで、自分の身を守るような準備をしておきましょう。

 

 

事前申し込みが必要ですが、

当日の飛び入り参加も可能です。

 

参加費用は無料ですが、まわしや足袋が必要ですので、

それらを購入する費用が必要になります。

 

 

西大寺会陽で福男を狙う!試してみたい5つの方法

 

宝木を激しい争奪戦の中から手にすることができると、

1年間「福男」として、福がもたされるといいます。

 

境内から外で、宝木を奪うことはできません。

 

手にした宝木を、宝木収納所内の一升枡に盛られた米に、

突き刺すとゴールになります。

 

宝木を手にしても、

多くの男たちが奪いに襲いかかってきます。

 

 

それでは、どうすればゴールまで辿り着けるのか、

試して見たい5つの方法をご紹介します。

 

 

●ふんどしの中に隠す

 

実はこの方法がメジャーな戦法で、

過去にこの方法で何度も福男が誕生しています。

 

ふんどしの中に宝木を隠し、気配を消しながら、

そっと群衆の中から抜け出すのです。

 

 

●気配を消す

 

宝木を奪っても、

手にしていることが周囲にわかってしまった途端に、

奪いに襲いかかってきます。

 

いかにポーカーフェースを装い、

抜け出せるかがポイントとなります。

 

 

●足袋をテープでガッチリ固定

 

寺のまわりを練り歩く際に、垢離取場といって、

旧年の厄を取り除くために、

川の水につからなければなりません。

 

その時に、足袋が水を含み、

重くなり、脱けやすくなってしまいます。

 

そのため、あらかじめガムテープで脱げないように、

足袋をぐるぐる巻きにして固定しておくようにしましょう。

 

 

●身体を鍛えておく

 

宝木の奪い合いでは、

相手の鍛え抜かれた身体が突進してくるのを、

受け止めることも必要となります。

 

その時間は約25分です。

しっかりとした体力を蓄えておかないことには、

この時間を耐え抜くことはできません

 

危険がともなう裸祭りですから、

身体は鍛えておきたいところです。

 

 

●チームで参加する

 

個人参加は可能ですが、

チームを組んで参加することも可能です。

 

中には、約1年も前から宝木を奪う為に、

練習をしているチームもあるくらいです。

 

股下の間をリレーのバトンのように、

パスしていくような練習をしているチームもあります。

 

1人でそのようなチームに立ち向かうのも限界があります。

 

 

興味がある仲間を誘って

参加してみるのはいかがでしょうか

 

 

西大寺会陽のことがわかったら

 

西大寺会陽についてご紹介してきましたが、

少しでも興味は湧いてきたでしょうか。

 

 

この西大寺会陽は、テレビで報道もさていますし、

今やインターネットで世界中へ映像が発信されています。

 

 

写真や画像だけではなく、映像で、

より臨場会のある迫力のある、

裸祭りを見てみるとよいでしょう。

 

男たりの壮絶な宝木の奪い合いが、

リアルに伝わってきます。

 

 

もし、参加してみようと思ったら、

西大寺のホームページで注意事項などをよく読み

 

怪我をしないようルールを守って、

伝統のある西大寺会陽に参加してみましょう。

 

 

参加の前に是非読んでおきたいのが、

冒頭で紹介したこちら。

 

わかりやすく具体的なイメージができるので、

当日をより一層楽しめるようになるでしょう

 

↓↓↓西大寺会陽おと曼荼羅

 

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コメントは29件です

  1. あ~ちゃん より:

    初めて聞くお祭りです。福男とか御柱祭とか、激しいお祭りってありますね~。
    この日のために体を鍛えたり、作戦を練ったり・・・
    傍からみるとバカみたいって思ってしまうけど、本人達は真剣なんでしょうね!

  2. ドクターC より:

    お祭りって不思議ですよね。死亡事故が起きたり怪我人が続出しても止めないし、昔からこういうしきたりだからと変えることもしないですね。私はお祭りに参加しようと思ったことはないです。子どものころから一度も参加したことはありません。

  3. かな より:

    西大寺というお祭りは初めて聞きました!岡山なんですね!
    それにしても男の裸祭り、早速ググってみますね!笑

  4. かな より:

    福男!
    西大寺でもやっているんですか!
    身の危険を感じてでも立ち向かう方達、凄いです。。私には到底無理です。。

  5. さら より:

    2月ということはもうすぐですね!
    厳冬の深夜に約10,000人の裸の男たち、是非一度は見てみたいです!笑

  6. さら より:

    日本の三大奇祭と言われているんですか、知らなかったです。ここでも福男をやっているんですね!興味があったら見てみたいです。

  7. るまんどる より:

    どんなお祭りなのかと気になってyoutubeで見てみました。
    すごい活気ですね。
    ふんどし姿の大勢の男性が、冷水の中をぐるぐる回りながら奇声を上げたり、
    一堂に会している様子は、ぜひ生で見てみたいと思いました!

  8. あや より:

    三大奇祭なんてあるんですか。
    お祭りごとに熱くなるのは悪くはないですが、命に関わることになるまでは避けてもらいたいですね。

  9. とむ より:

    せっかくの楽しいお祭りで事件や事故はもったいないです。ましてや体が第一なのに命を軽く見ないで欲しいですね。

  10. まいやん より:

    すごそうなお祭りですね~
    70歳の人も参加しているなんて!
    きっと若い時からずっと参加しているんでしょうね。

  11. パッタイ より:

    う~ん、裸祭りってちょっと苦手。
    引きしまった身体ばかりならまだしも、
    お腹の肉がどよ~んとしてる身体なんてみたくないです。
    神聖な行事に参加するなら、それなりに鍛えてきてほしいです。

  12. あい より:

    ルールだけ聞いてもかなり面白いんですけど!
    宝木を持って(隠して)走り回る男の人たち、見てみたいです!

  13. さなえ より:

    日本のはだか祭りに外国の人も参加しているなんてビックリ!
    一体どこの国の人が参加しているのだろう。
    テレビ番組イッテQのお祭り企画みたいなノリで参加しているのかなぁ。

  14. ふじなな より:

    熱そうなお祭りですねー。
    宝木を手にするために、一年間精進してくるんでしょうね。
    私が男だったら参加してみたいです!

  15. ドクターC より:

    御柱祭やこのお祭りのように命がけのお祭りに参加して亡くなってしまった人って、それが本望なんでしょうか。家族や周りの友だちなどはどう思っているのか、ときどき考えてしまいます。

  16. 空色朝顔 より:

    たまに祭りで死亡事故が起きますが、それに対しての対策ってされてるのでしょうか。
    あまり聞いたことがないように思います。
    西大寺会陽も死亡事故が起きているのに中学生も参加できることに違和感を感じます。

  17. かや より:

    なんだか危険そうな匂いのするお祭りですねぇ、笑
    でも海外の方好きそうなので、色んな方が参加されていそうです!

  18. みなこママ より:

    1万人の裸の男が争奪戦!想像しただけですごそう!
    枝宝木、お札のようなものを想像してググったら、違ってました。
    ちょっと大きめの割りばしの束・・・みたいな。

  19. 皐月 より:

    どんなお祭りなのかyoutubeで見てみました。
    1万人の裸の男衆が揉み合っている様に圧倒されます。
    昼間に行われる少年はだか祭りの映像もありました。
    大きな子が小さい子を押さえこんで宝木を奪おうとしているのは
    カツアゲみたいでちょっといい感じはしませんでした。

  20. 杏子 より:

    御柱祭はときどきけが人や死者が出ているのはニュースで知っています。
    西大寺会陽でも死亡事故があったのですね。
    お祭りでなんでそこまで?って思うけど、夢中になってしまうのでしょうね。

  21. なっちゃん より:

    毎年「福男」のニュースを見ますが、福男になるために一年間鍛えたり、
    時に不正をしたりと、何が彼らをそこまでさせるのか不思議です。
    でも見ている人のためにも、かっこいい体で参加できるように、
    一年間みっちり鍛えてほしいです。
    ぶよぶよの体の福男はイヤですよね~

  22. ぶろっこりー より:

    西大寺会陽、つい先日ニュースで見ました。
    来年はコロナ感染症の影響で、規模を縮小、裸争奪戦は中止、無観客で開催されるそうです。
    一番盛り上がりそうな裸争奪戦がないのは残念ですね。

  23. ビー玉 より:

    御柱祭もそうですが、見ていて危険で怖いお祭りって意外に多いですね。
    昔からのものだし神様のものだからか、危険だから止めろという人もあまりいないみたい。
    主催者側も責任は負わないっていうのも、なんだかなぁって思ってしまいます。

  24. 如月 より:

    西大寺会陽、初めて知りました。西日本では有名なお祭りなのかな?
    裸祭って今でもあるんですね。もう今はやっていないのかと思ってました。

  25. 悦ちゃん より:

    本来なら先月に行われるはずだった西大寺会陽は、
    ニュースで見掛けなかったから、今年は中止だったのかもしれないですね。
    500年以上の歴史を持つお祭りなのに、感染症で中止になるなんて悔しいですね。

  26. かなで より:

    西大寺会陽は初めて聞くお祭りですね。
    日本三大奇祭なのに、このお祭りだけは知らなかった。
    ふんどし一丁で男同士でもみ合うのは、なんだか気持ちがいいものではないですね。

  27. シナモン より:

    「西大寺会陽」知りませんでした。16世紀からあるお祭りなんですね。
    全て自己責任ってところが、いかに危ないお祭りか分かる気がします。

  28. のり より:

    いわゆる「奇祭」を見たことがないので、西大寺会陽も見てみたいです。
    真冬に裸で高揚すると心不全起こしても不思議はないように思います。
    この時期じゃないとダメなんですかねぇ。
    もう少し暖かくなってからの方が良さそう。

  29. カエル足 より:

    ふんどし一丁の1万人の男たちが、深夜にもみ合うなんて想像しただけでワクワクしますね!
    真冬の深夜寒そうだけど、きっと熱気で湯気が出てるね。
    今年はコロナで中止したみたいだけど、来年はできるかな。やってほしいね。

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