イタリア人の仕事の考え方って?現地の就職事情を暴露

男性はナンパ師として有名で(笑)、明るい

イメージのイタリア人。仕事についての考え方も

イージーゴーイングな印象を持っている人が多い。

実際彼らは、仕事をどう捉えているのか?

現地にしばらく滞在しイタリア人の親友を持つ男が

その真実、そして現地の就職事情について語る。

イタリア人の仕事の考え方って、どんなもの?

長時間働くことは、

ヨーロッパの人にとっては悪でしかない。

イタリアンマフィアの映画のシーンを思い出すまでもなく、

彼らは仕事より家族やプライベートを大切にする。

イタリアは、日本でよくある

職場の付き合いがない個人主義の国。

日本人が現地で就職しても

プライベートを大切にできる。

何しろ一緒に仕事をするのも、

イメージ通り陽気な現地人。日本の閉塞感が

嘘のような環境で気楽に働けるのはいい。

ただ、時々お調子者のイタリア人が

仕事でも絡んでくることがある。

人を見極める目を持とう(笑)。

またイタリアでは日本のような

ありえない状況とは違い、有給休暇を堂々と使える。

現地で就職した丸尾も、

月2日は必ず有休を使い1年で30日使用。

この1ヶ月分を貯めておいて

丸ごとロングバケーションで使う人も多い。

霞ヶ関の監査法人にいた頃の俺は

まさにイタリア人のような仕事の仕方だった(笑)。

おかげで上司に嫌われ、

就職してすぐに左遷させられたが。

イタリアに仕事はない?「就職難」の真偽は・・・

ご想像の通り、イタリアの就職状況は

間違っても良いとは言えない。

食にこだわるイタリア人だけに中途半端な和食レストランは

やっていけないので、こうした業界での日本人の雇用も

決して多くはない。

そもそもイタリアに限らず、海外では

自国の人に優先して外国人を採用する動機が小さい。

日本のコンビニ店員や現場作業員のように、安い賃金で

文句を言わず働いてくれる人を求める状況とは別。

現地の言葉をビジネスレベルで流暢に話せたり、

特異な能力がない限りは人件費が高い日本人を雇う

積極的な理由が見当たらない。

また残念なのが、仮にイタリアで仕事ができても

イタリア語をベースにした

日本でのキャリアアップが難しい現状。

イタリア語を使った仕事は、英語や中国語と異なり

日本でほとんど見つからない。日本に戻って

イタリア語を使った仕事をすることが選択肢にならない。

いずれ日本に戻ってイタリア語を

日本での仕事に役立てることを考えるなら、先に

イタリア語をベースにした青写真を立てておくこと。

何のためにイタリアに行って

イタリア語をマスターするのかを明確にしておきたい。

それでもイタリアで本格的な就職を考えているあなたは、

Stranieri in ItaliaというサイトでDecreto Flussiの

最新情報をよく確認しておこう。

イタリアのリアルな就職事情

何しろイタリア就職のマイナス面は、

その賃金の低さ

14万円程度の給料なのに、生活費は東京と

それほど変わらないため、普通に仕事をしていたら

生活はカツカツに。

ちなみにイタリアでは、

会社から交通費が出ないことが基本。

さらに言えば、イタリアでの就労ビザの取得の難しさが

日本人の現地就職をより厳しくする。

このビザが原因で多くの日本企業が

イタリア進出を躊躇しており、日本企業への就職も難しい。

労働許可証が取れないと週20時間以内という

制約のあるパート的な仕事しかできないが・・・

そうなるとフルでやっても

7万円程度にしかならない。

まとめ。イタリアで仕事をするなら現地の下見を忘れずに

何とか仕事を手にして遠くイタリアまで渡航したのに、

話が違って泣く泣く帰国・・・

そうならないためにも、airbnbなどの民泊を使って

実際現地に短期滞在するのをおすすめする。

「大好きなイタリアで就職したい!」

そう意気込んでいたミスズ。

彼女も、オファーした現地の会社の

賃金の低さに愕然としていた。

それでも、やはりイタリアで働きたい日本人は多い。

イタリアの美しい街並みと豊かな自然の中で暮らし、

また日本人の味覚に馴染んだ食事とワインに囲まれる。

現地での食事は海外生活では特に重要な要素だが、

このフィリピンと違い(笑)イタリアについては文句がない。

ただ、イタリアにはスターバックスがないのがマイナスと

話していたのは、学生の滞在許可証でペルージャに

住んでいるカナコ。

独自のコーヒー文化をもっと楽しめばいいのに(笑)。

ところで、現地で仕事をするなら当然

住む場所を確保してイタリアに住むことに。

この場合、現地で部屋を借りる際

是非知っておいてほしいことがある。

「イタリアで賃貸アパート借りる人いないかな・・・」

代官山や目黒のフランス人パーティで

一緒に盛り上がっていた、ハーフイタリアン

ハーフアメリカ人のマシュー。

彼がミラノに小さなアパートを持っているのを知ったのは、

俺がフィリピンに移住した後だった。

イタリアでのアパートの探し方にもいろいろあり、

不動産屋さんに直接連絡したり、地方紙などの

賃貸情報をチェック、またはインターネットで検索。

個人的には今回のように、知り合いを通して情報を得、

そこから紹介してもらうことをおすすめしている。

イタリアのアパートの特徴は、

とにかく古いのが基本ということ。

家賃相場は東京と同じか高めで、例えば

普通のワンルームでも7万円前後からだ。

現地のイタリア人の平均月収は20万円に満たないので、

あまり贅沢ができないのが現状。

そんな理由で、アパートをルームシェア

する人も多くいる(光熱費別で5万円程度から)。

探す際に特に注意したいのは以下の点。

周囲の環境

何よりもまずは、治安。

イタリアといえども治安が悪い地域があるので、

アパートの周辺を実際に行って確認するのが最も良い。

実際に足を運ぶのはもちろん、不動産屋にも

そのアパートにどんな人が住んでいるか確認しておく。

公共部分のゴミなどの汚れ具合だけでも、

ある意味治安は把握できる。

また利便性も生活環境としてチェックしておきたい。

いずれの情報把握にも役に立つのは、

SNSなどで現地に知り合いをつくること。

物件の状態

さっき語ったように、歴史があるイタリアで

建物が古いのは仕方ないが、外扉がきちんと

閉まるかどうかは防犯上必須。

それぞれのドアや窓の状態、水回りなど

どこかが故障していることが多いので、

可能な限り細かく確認する。

マシューも話していたが・・・イタリアで

馬鹿にできないのが、カビによる部屋の被害だ(笑)。

そして最も注意したいのは、

実際に賃貸契約をする時

このフィリピンでも契約ごとの際、言葉が堪能な人以外は

信頼でき日本語の分かるフィリピン人を連れて行くのを

勧めているが、イタリアでも全く同じ。

中には契約を急かすようなおかしな業者もいる。

特に海外ではサインを一度してしまうと、

それを覆すことが難しい。契約内容には注意したい。

日本人は家賃支払いの遅れもなく、また退去の際にも

物件が綺麗な状態であることが多いため、契約を

歓迎してくれるところも多い。

それだけに、きちんと業者を見極める必要がある。

そして少しでもコストを浮かせたいからと言って、

アパートの大家さんと直接契約することは避けたい。

これは後で何かトラブルがあった時

大きな痛手になる。

実際に見たマシューのアパートは

十分マシだったが・・・

場合によっては、あまりにも安いからと飛びついた物件が

壁がはがれそうになるほど朽ち果てていたという事例も(笑)。

居住環境は、現地で働きながら

快適な海外生活を送るための大切な要素の一つ。

物件選びと契約に際しては注意を。