フィリピン移住と投資

 

日本人なら誰もが知りたい、英会話の上達法とは？

 

 

知りうる限り最も簡単な英会話上達法

 

インドの首都ニューデリー行きが決まった年の瀬、

翌月の渡航までに錆びついていた英会話のスキルを

1から叩き直す必要性に迫られた。

 

上達のために当時はお金があまり使えないという

事情もあり、まず用意したのは以下の4つ。

 

ヤマ中（中学校）時代の英語の教科書

youtube

anki（無料アプリケーション）

skype

 

教科書は確か「ニューホライズン」だった（笑）。

これらを英会話上達にどう活かしたか？

 

 

中学英語の総復習

 

英会話をマスターするためにわざわざ難しい単語や文法を

覚えていくのは、遠回りの道。ただし日本の中学レベルの

最低限の知識は基礎として有効なので、時間をかけず一気に

復習することが上達を早める。

 

中学時代の教科書がもうなければ、それに相当する

復習用の参考書が売られているので活用したい。

これは期間を決め、数カ月で終わらせること。

 

 

大好きな海外ドラマを繰り返し視聴する

 

SFやアクションよりも、日常会話の多いシットコムのような

ジャンルを選ぶことがポイント。DVDなら字幕を調整できるが、

youtubeでも字幕付きのものは探せる。

 

日本語字幕でざっくり内容を把握し、次に英語字幕で視聴。

このときに使えるフレーズをどんどんメモしておく。最後に

字幕なしで全て聞き取れるようになったら、次の動画に移る。

 

 

フレーズの暗記

 

ankiをスマホやPCにダウンロードし、メモしたフレーズを

入力して、隙間時間で音読しながら覚える。フレーズを

もっと仕込みたいときは定番フレーズなどを本やサイト、

教材から手に入れる。

 

効率的に汎用フレーズを用意したいときに

これらの教材は役に立つ。

 

 

発音とリスニング力の強化

 

同じ動画を使っていいので、話者のシャドーイングをする。

 

これは彼らが話すのにほとんどかぶせるように同じ言い方を

真似ること。これは発音をネイティブに近づけること、また

しっかり聞き取ろうとすることで、リスニング力の強化になる。

 

 

skype英会話でアウトプット

 

オンライン英会話で実際の人間と会話をする。短くても

毎日話すことで少しづつ上達していく。

 

これのメインの目的は、覚えたフレーズが通じるかどうか

の確認、そして英語で大切な会話のキャッチボールの

感覚をつかむこと。

 

 

英会話は「メンタルブロック」を外せば、一気に上達する

 

俺はフィリピン在住である関係で周りにバイリンガルの

日本人が多く、能力的には決して日本人が英会話上達に

不利だと感じていない。ケソンシティに住む韓国人のキム、

マラテの中国人リムの方がよっぽど英語は下手だ（笑）。

 

ただ日本人の英会話上達を妨げているのは、誰が用意

したのか、普通に流通しているカタカナ英語（これは発音を

不利にする）、そして何より、10年勉強しても話せないという

コンプレックスだ。

 

そして中学から大学まで学んでも英会話ができない理由、

もっと言えばTOEICで高得点を取っても英語で自己紹介

すら厳しいのは、受験英語と会話を混同して考えているから。

 

読み書き中心で学んでいて会話が

上達する方が不思議（笑）。

 

英会話はテンポが大切であり、また使われるフレーズも

正しい英文法を基礎にしておらず、かなりくだけたもの。

 

これを忘れて日本人が頭の中で英訳して口に出すことを

続ける限り、スピードにも決まり文句にも対応できない。

会話は上達せずさらに自信を失うという悪循環に（笑）。

 

 

日本人が英会話ができなかったのは、

正しい学習法を知らなかっただけ。

 

日本語が母国語の俺達が英会話ができないのは当たり前と

開き直り、単なるコミュニケーションツールとして活かすため

に、定番フレーズをそのまま暗記し、会話で口にしていく。

これが上達の最短距離だ。