40代独身男性の実家暮らしと聞くと、
よくTVで取り上げられるニート…
PCのオンラインゲームに
ハマっていたりする彼らの様子が思い浮かぶ。
ただあれはメディアが一部を取り上げているだけで、
もちろん本当の実態を表してはいない。
そこで、この記事では彼らの生活の実情と、
彼らの結婚に関する考え方について語ってみる。
40代独身男性の実家暮らしの実態。背負うものがあるのか?
そもそも、この世代の独身男性は、
日本にどのくらいいるのか。
2010年の国勢調査で明らかになった数字とは、
45歳の独身男性は21万人程度だ。
5年さかのぼってみよう、
2005年の独身男性は21万7千人程度。
実はその間に結婚した人の数は、
6千人程度なのである。
2010年の男性の既婚率は81%であり、
未婚の男性は少数派といえる。
40代独身の男性が実家で暮らしているパターンとして、
3つに状態を分けることができる。
一つ目はサラリーマンや、
ブルーカラーなど、
何かしら雇用されている勤め人である。
二つ目は自分で事業を行い、
収入を得ている自営業者である。
三つめは収入がそもそもないような、
中高年ニートとも言われる、
無職の男性である。
勤め人と自営業者は、
仕事を行っている。
そのため背負うものは仕事だけだ、
というようなロジックも、
完成するのではないだろうか。
実際にそうやって働いている方は多くいる。
このカテゴリーに属する方は、
結婚がしたくなった時に、
結婚ができる可能性が高いのである。
収入があるために、
妻と生活ができるためである。
ニートの男性はどうだろうか。
これは、社会的な問題にすでになっていて、
NHKなどでも特集が組まれるほどである。
家で何をしているのかも、
近年解析されて分かってきた。
ゲーム、インターネットの匿名掲示板、
ライトノベル等、
生産性が全くないものであることが多い。
基本的に背負うものもなく、
東京で大きな地震が起きて欲しいやら、
テロが起きて欲しいやら、
かなり退廃的である。
親の年金などで生活しているが、
親がいなくなっては背負うものどころか、
一般市民が背負ってあげなければならない。
このカテゴリーに属する男性は、
年齢を勘案しなくても、
結婚は難しいのである。
40代独身男性の結婚願望とは?その価値観を分析!
基本的に、40代で結婚できる、
男性の特徴として挙げられるものは、
結婚願望が具体的にある、
ことが大前提になってくる。
40代で彼女イナイ歴が年齢の方は、
未婚男性で15%を占めている。
大きな障壁になっていることが、
そもそも結婚はしたくない、
もっと自由に生活していきたい、
といった結婚したくない願望である。
実際に40代で結婚した独身男性の割合は、
3%とも言われている。
この3%という数は、
統計の考え方ひとつで、
大きく変わってくるのである。
国が公に公表している実数は1%であり、
結婚相談所が広告のために出している数字は、
40%にもなってくる。
どれを信用していいのかはわからないが、
40%はないはずである。
なぜなら、中高年ニートは、
それ以上に存在するからである。
40%の理屈を説明するには、
結婚願望が具体的であり、
収入も学歴も一定以上あり、
女性から見てストライクゾーン内の人、
限定の数字ではないか。
まとめ
今現在で、40代の男性というと、
バブルの後半あたりの世代と考えられる。
それはつまり団塊ジュニア世代でもあり、
社会的なインフラを支えている世代である、
といって過言ではない。
逆に、新たな問題が発生し続けている、
世代ともいえる。
この世代は、学校を出てから定職についていない、
いわゆるフリーターの創生期でもあり、
ニートが確認されている先頭の世代でもある。
俺もまさにこの年頃、
そしてバツイチだが独身。
こうしてフィリピンや東南アジアを放浪しているのは、
同じ40代独身としても変わりものだろうが(笑)。
大変難しい世代ではあるが、
もっと下の世代、30代や20代が、
40代になったころに比べて、
今の40代の男性は既婚率が高いはずである。
20代が40代になったころには、
もしかすると既婚率が60%程度まで、
下がってくるかもしれないのである。
基本的に、今の日本社会は、
企業社会といってもいい、
大企業だけが優遇され、
その他大勢は多大な犠牲のもとに、
生活をしていかなければならない。
40代独身男性で実家に暮らしていること自体、
負け組でも何でもないと認識すべきであろう。
既婚者は、老後の年金が少なく、
なけなしの貯蓄を切り崩して、
毎日の生活に四苦八苦しているのだから。
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