「海外に移住するなら、やっぱり英語を
マスターしないとヤバいですよね?」
そうメッセージをくれたのは、メキシコに5年住んで
スペイン語のバイリンガルになりながら、お母様の
病気のために帰国せざるを得ず、今は静岡で
生活する洋子さん。
今度はメキシコではなくこのフィリピンに住んでみたいので、
英話をマスターしたいという。
facebookなどでフィリピンに住んでいることを伝えると、
海外移住は夢だが、言葉の点で不安だと多くの人が言う。
世界に日本人がどんどん出て行くのは大歓迎だが、
英語のマスターを始め、やはり言葉という壁が
海外移住の夢に影を落とす。
これは何とかしなければならない(笑)。
海外暮らしが自然だった周りの仲間
オーストラリアとNZ(ニュージーランド)に住んで
料理人をやっていた、ビジネス仲間のヒデさん。
オーストラリアとNZは共にイギリス連邦であり、この
2国間はノービザで働きに行くことができる。
10年以上前、NZ在住で不動産業を営むタケさんに
本気でお勧めされて移住を検討したものの(NZの
永住権はポイント制)・・・日本から時間がかかりすぎると
いうだけの理由であきらめたショボい俺(笑)。
今思えば、これに向けて動いていれば英語の
マスターもより早かったはず。
この2国はやはり傾向もよく似ていて、最低賃金も
物価も高く、平日17時までで仕事終了、土日は完全に休み。
スーパーですら、日曜日は16時くらいまで。
日本でもよく聞くライフワークバランスで、「仕事だけが
人生じゃない」と考える人が増えてきたし、今後は
他 の国もそうなっていく可能性は高い。
ともあれオーストラリアもNZも、家族とのんびり暮らすのに
向いていそうな国だし、英語のマスターにとっても
当然プラス。だから大阪のナオコも、オーストラリアで
美容師をしたいのか(笑)。
価値観を拡げるためのツール
海外、とくにこのフィリピンやオーストラリア、NZ辺りで
スローに暮らすにしても、日常会話程度の英語は
やはりできる方が楽しく生きれるし、マスターすると
人間関係は面白いように拡がる。
何しろ、現地の新しい友達をつくって価値観を
拡げることが、海外移住の醍醐味の一つだから。
俺のようにWebビジネスがあればコンドミニアムに
引きこもって日本円を得続けることができるが、一言で
いえば退屈(笑)。日本から出た意味もそれほどない。
海外であなたがこれから必要とする能力が英語の
日常会話という前提なら、比較的短期間でそれを
マスターして言葉の不安なく生きることは可能。
そもそも英語自体が不完全な言語で、国ごとに
適当にカスタマイズされているので、マスターする
ために血眼になる方が損(笑)。
俺達日本人の世界一伝わりづらいカタカナ英語から
始まり(笑)、クセのあるインド英語や訛りの強い
オーストラリア英語、シンガポールのシンガリッシュや
フィリピン語が混じったタガリッシュなど・・・それこそ
枚挙にいとまがない。
だから、あまり深刻に向き合うだけもったいない(笑)。
そして、もともと表現が最もシンプルが故に世界に
広まっている事実を再認識し、恐れることなく
立ち向かってほしい。
海外で友達をつくり、日常で不便なく暮らす
海外であなたが生活することを決めたら、そう多くはないが、
日常暮らす中で英語の日常会話レベルでは少々手こずる
ことがあり、しっかりマスターした人の手を借りたい場面に
遭遇する。
VISAや役所関係、電気代の支払い、病院、各種の契約など
・・・日本人の多い土地では日本人向けのサービスがあるが、
そうもいかない場合がある。
海外で生きていこうとするあなたに俺が勧めたいのは、
快適に暮らすために協力してくれる味方をつくること。
もちろん現地人の。必要な場面で、彼らにお願いして
同行してもらえる関係を築こう。
彼または彼女が日本語のバイリンガルなら申し分ないが、
信頼できる人がそうだとは限らない。
だからこそ、あなたが海外に出る前、もしくは移住してから
早い段階で日常暮らすのに困らない程度の英会話を
マスターし、友達をつくること。
最初は何回聞き返しても、ボディランゲージでもいい。
人はハートが通じれば、言葉なんて壁は軽く超える。
海外で生きるのに必要なのは分厚いガイドブックでも
形式ばった英会話のトレーニングでもなく、不屈のメンタル、
そして友達とのコミュニケーション。
これだけで十分楽しく、快適に暮らすことができるのは
俺が実証済みだ。
旅行や短期の滞在ならともかく
移住するなら英語は必須ですね!!
現地での友達がいないのはさみしいので
英語を話せて友達を作りたいです!