「海外に永住したい!もう日本はイヤ!」
成増駅前のコメダでツバを飛ばした達郎(笑)。
そんな彼のように海外永住を目指すなら、
日本人がこれから意識したいことは?
日本が世界に置いて行かれている理由
かつては経済大国として世界に名を知らしめた日本。
そのおかげもあって、今こうして海外に永住。好きな
フィリピンで暮らすことができ、日本人として最強の
パスポートを使って世界中を周ることができる。
しかし・・・
日本人固有の考え方が弊害となり、他の国に遅れを
とっている感を否めない。
それは、資本主義社会の世界にあって、自分の大切な
時間(=人生)を売ってお金に換えている、という認識が
希薄なこと。そして、それを裏で支える家族の存在を
当然と思ってしまう日本人が多いこと。
優秀な人材の特徴でもあり、同時に魅力的な人の特徴でも
あるのは、この事実がはっきり分かっていて、大切なことを
大切にできていることだ。
海外永住を視野に入れるなら、まずは
このことを押さえておきたい。
今でも多いのは、周りの目を気にして退社できず
サービス残業をしたり、気に入られようと上司にこびたり、
週末のゴルフに付き合ったり・・・
あなたが永住したい海外には、こういう人間は
そうそう多くない(笑)。
また独立しても、「がむしゃら」「やりがい」の名のもとに、
やみくもに目の前のことに没頭する起業家もいる。
もともとは海外永住も視野に入れていたのに。
思うに、時間の自由も報酬も得られず、家族を犠牲に
したまま何年も働き続けられるのは、ごく一部の特殊な
人だけ。そこに入らない俺には、到底無理(笑)。
「やりがいさえあれば」
聞こえはいいが、お金も自由もいらない、海外永住
だって一生できなくていい、とコミットして独立する
人はいないはず。
いずれは、できれば早いうちに現場を離れ、自分は
一定の上がり(利益)を得て、家族とゆっくり旅行でも
できる立場、いわゆる「ビジネスオーナー」になりたいと、
誰もが思っていたはずだ。
いつの間にか、それを忘れてしまうことは悲しい。
これは、海外旅行すら無縁になった、裏原宿で
カラオケバーをやっているオヤジにも永住先から
聞かせたいが(笑)。
「財政赤字や年金などの国の重大な問題に抜本的な
解決策を打ち出せず、国民に負担ばかり強いる日本の
政治家は無能」
こんな声をたまに聞くが、そうも言えない。
「自分は他の人より優位に立ちたい、豊かでありたい、
おいしい思いをしたい」
海外を含む地球人共通のこの感情に忠実で、
自らの身の危険を避けながら、安定した世の中の
仕組みから、自身と家族のより豊かな人生を抽出する。
それが今最大公約数として、最も有利でおいしい
生き方であるということを理解している。自分は
日本以外での永住も考えながら。
皮肉たっぷりだが(笑)、彼らが考えに考えて、
賢く生きていることは事実。
人の犠牲の上に本当の幸せが成り立つわけはないから
彼らには天誅が下るだろうが(笑)、ここで言いたいのは
思考停止もまずいし、
ノリと勢い、感情で先のイメージがないまま
起業することも十分にまずい
ということ。
海外に日本人が進出し、永住を可能にする理想的な起業の形は?
「自営からビジネスオーナーへの壁」をご存じだろうか?
お店や会社経営などのリアル世界では、自営から憧れの
ビジネスオーナーになるために、「1億円」の壁があると
言われている。
ほとんどの自営業者がこの壁を越えられず、ビジネス
オーナーになれないまま自営で一生を終えている現実。
人的ネットワーク
ITシステムの活用
前者は実に80年以上の歴史を持ち、後者でも
すでに20年以上。
時間の限界と、場所の限界。
これらのリミットを外してくれるもの。
ネットワークやシステムをビジネスに活かすと、
凡人でも自営からビジネスオーナーに
なることができる。
そう・・・新倉というド田舎に住んでいる(笑)普通の
おじさんである稲垣氏が、実は年収5億円だったり
するように。
世界にこれから飛び出して活躍するために俺達
日本人がやっていきたいことは、仕事のために
外国語を学ぶことではない。
英語を学ぶことを俺が勧めているのは仕事のためでは
なく、海外にいる外国人の考え方を理解し、世界中に
友達をつくって価値観を拡げ、人生をより充実させるため。
そして永住をより楽しいものにするため。
もし世界にいる外国人と英語を使った仕事という土俵で
あなたが日本人として戦うなら、相当厳しいことになるのは
明白。
例えば、5歳から英会話を習いほとんどの国民が
英語を理解できるフィリピン人は、月2万円の給料で
生活していたりするが、そんな低賃金で優秀な彼らと
競合することになる。
世界では、同じ能力、同じ労働価値なら同じ賃金という
オランダモデルが主流。日本人だからというだけで、
海外で今の日本レベルの給料をもらえるなどということは、
残念ながらあり得ない。だから彼らと正面から戦うなら、
永住も敷居が高い。
日本語、特に難解な読み書きで守られた日本の市場。
ITシステムを活用し、ここで収入を得ながら、海外に出て
物価や人件費の安い安全な国に永住する。
これがbest wayだと信じて勧めているし、
俺自身が実行していること。
日本の独特の価値観でいまの社会を築き上げたのもありますがそれによって現代社会を乗り越えれてない部分は住んでてわかりますねぇ~。
価値観を拡張するための英会話。深い。
同じ仕事・能力なら給料は一緒。確かに!(能力違うのに給料一緒だわ~)日本は言語でも鎖国しているのかー。知らなかった。古い価値観持ち出して、発展途上国見下すなや日本人!
のようなことですね。人と接するときは、尊敬の念を忘れずに!