「大学も終わってすっかり社会人ですが、英会話をマスター
したいんです。今からじゃ遅いですかね。どうすればいい
ですか?」
一時帰国した渋谷の道玄坂で、銀座のパーティ以来
数年ぶりに再会した久雄。俺のいるセブへの英語留学
も考えているようだった。
社会人が英会話をマスターするには
マニラのマカティに移ってから、語学留学らしき
日本人を見かけることが増えた。
なぜ留学生と分かるかと言えば、こっちで女の子と遊んだり
フィリピーナの彼女や奥さんがいる日本人は、akoさんの
ようにたいていお歳を召しているから(笑)。
ただしこうした日本人は時間に恵まれた学生だったり、
社会人でも有休などを使って長期休暇が取れる人達。
ほとんどの働く人にとって、英会話留学は敷居が高い。
かと言って、マレーシア移住前の孝義が通っていたような
駅前留学のように高いお金を払って週1,2回では社会人が
英会話を身につけるための頻度として不十分。
一方よくあるカフェでの個人レッスンは、忙しい人にとっては
時間の調整も煩雑で、長期的にコンスタントに続けていくことが
難しい。
俺の場合は社会人になった後、恵比寿などのパーティで
知り合ったカナダ人のトニーから友達として個人的に
英会話を学ぶことができたが、毎日会えるわけはなく、
コンスタントな学習とはならない。
やはり、時間のない社会人が英会話をマスターする
ためには、毎日続けられる工夫が最も大切。
社会人のあなたが隙間時間の活用を習慣化すれば、
少なくとも日常英会話の習得は難しくはない。それは
俺自身の体験から断言できる。
社会人が英会話を習得するための隙間時間の活用
もしあなたが社会人なら、例えばこんな時間の使い方で
英会話を自分のものにしてはどうだろう?
6:30~6:45 朝ごはんを食べながら、定番フレーズ集から
3つのフレーズを無料アプリ「Anki」に入力。
音読しながら復習する
7:30 家を出る。youtubeで「the secret」の
20分の英語版動画をスマホで聴きながら
シャドーイング(話し手の言葉を続けて
口にすること)をする
7:50~8:40 通勤電車内でのシャドーイングは口パクで。
暑くない時期ならマスクをすると便利(笑)
12:30~12:55 お昼休みの後半はスマホでオンライン
英会話を受講。覚えたフレーズを
実際に会話の中で使ってみる
18:20~19:30 帰路でも同じくシャドーイング。
これを平日毎日続ける。
これ以外に余裕があれば、2週間に1回は土日のどちらか
半日引きこもり(笑)、好きな洋画1本を何度も繰り返し
英語字幕もしくは字幕なしで視聴して、リスニングの
短期負荷特訓をする。
なぜこれほどリアルかと言えば、フィリピン移住のずっと
前、まだお勤めの仕事をしていた頃の俺自身の時間割
だから(笑)。
何か一つでもヒントになれば嬉しい。
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