「仕事で話す」
26歳の時に和光市で起業するまでは、
これに苦手意識があった。
理由は他のほとんどの日本人と同じく、人前で
話す機会がなく慣れていなかったから。だから
人に会って伝えることが仕事になっても、訓練に
時間がかかった。
そう。仕事で話すのが苦手と思っている人は
単に訓練が足りなすぎたりするのが理由で、
ほとんどが思い込みであることに気づいていない。
仕事で話すときに意識したいポイント
仕事で話すときに何より大切なのは、自信のある態度。
相手の目を見て堂々と話す。そして、相手の反応に
いちいち振り回されないこと。
相手のことを考えるのも仕事で話す時には大切。
「自分がどう思われるか」を考え出すと緊張は増していく。
逆に「相手のプラスになることを一つでもいいから話す」
この気持ちで仕事に臨むと、緊張がふっと軽くなる。
早口にならないことも、仕事で話す相手に対する思いやり。
特に、強調するポイントはゆっくり伝える。
結論から話す。ダラダラ思いつくまま語ってしまうことは、
仕事では最もNGな姿勢。「今日は3つあります」などから
始めると、相手の意識をぐっと惹きつけることが可能に。
数字や具体例を入れて語るのも上手な方法。仕事で
話す時は時間が限られていることが前提なので、より
短い時間で話に説得力を持たせるために、数字や
実際の例をうまく活用したい。
昔の俺のように話すことに苦手意識があるほど、
練習や事前の準備が仕事には必須になる。
身近な人にプレゼンなどを聞いてもらって、特に気に
障る口癖がないかをチェックしたもらいたいところ。
耳障りな癖があると、聞いている側の意識がそこに
行ってしまうから。
話すのが得意なあなたは、それをガンガン仕事で活用
一つは、話すこと自体が仕事の職業人、いわゆる
パブリックスピーカーを目指してみる。
声優やリポーター、アナウンサーやナレーター、DJ、
コメンテーターなど。タレントもその一つだ。
何かに向いている人は、周りの人が苦手と言っている
ことが自分には難なくできてしまう自覚があるはず。
仮にそうした自覚がなくても、周りから「すごい!」とか、
「声がいい」とか「向いてる」などと言われることが多い
なら、話す職業があなたにふさわしい証拠。是非
臆することなくチャレンジしてみて欲しい。
一方、特殊な才能がなくても販売や営業は話すことが
メインになるし、教師や講師、イベント会社などで司会の
仕事をやるのも一つ。
普段あまり話すことがなくても、仕事では朝礼や
プレゼンなど話す機会が時々登場する。
さっき語ったようなポイントを押さえて、以前の
俺のような苦手意識をなくしておいてもらいたい。
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