フィリピン移住と投資

 

話し方と声の関係・・・

 

 

これについては以前から注目していた。

 

まだ日本にいる頃、目黒の中小企業センターで会話の

プロの講演を聞き、「表情や雰囲気、話し方や声のトーン

などが相手に伝わる93%を占める」という、あの法則を

知ってから。

 

自分の声には全く自信はないが（笑）、相手に伝わる

話し方や声の使い方は学ぶことができた。

 

 

話し方における声の役割

 

まずはコミュニケーションで最も大切な「自信」。ボソボソ

した話し方でなければ、例え大きな声ではなくてもあなたの

自信は相手に伝わる。

 

特にビジネスシーンでは、こちらが信頼に値するということを

伝えたい場合には、話し方としてはあえて声を抑えてみる。

 

 

また話の強調したい部分で声を大きくすることで、

伝えたいことをより明快に伝えられる。

 

日本人には基本的に、声の大きい人は多くはない。それは

英語などと異なり、日本語が小さい声で伝わる言語だから。

 

話し方としてはこれを逆手にとり、必要なところで声を大きく

したりテンションを上げることで、伝えたいポイントを明確に

できる。

 

また強調できる話し方といえば、話すスピードや声の大きさ

とともに大切なのはイントネーションだ。

 

 

そして恋愛では、男性は低い声の話し方で落ち着きや

自信が伝わり、相手に好かれやすくなる。逆に女性は

高い声で明るさや快活さが伝わり、男性から好かれる。

 

もともとの声の高さはあれ、話し方を意識

することでコントロールは可能になる。

 

 

話し方と声のTPO

 

中山さんは独立するまで電通で働いていたが、話し方に

ついてその頃経験した痛い思いを、マニラで大声で笑い

ながら語ってくれた。

 

それが深刻な会議だと知らず、会議室に「遅れました！」

と大きい声で入っていった。いつも優しい上司に

「空気読めよな」としかめっ面で迎えられた彼（笑）。

 

中山さんはもともと空手をやっていたので、大きな挨拶と

覇気の良い返事が基本。大きな声で話す人に悪い人は

いないといわれるし、元気がなく自信なさそうな感じよりは

好かれるのは間違いないが・・・

 

ビジネスシーンでは特に空気を読むことが大切。話し方、

特に時と場所に合わせ、その場での声の大きさをうまく

調整できるのが大人と心得たい。

 

 

そうはいいながらも、大きな声で挨拶をし気持ちの良い

笑顔でいれば、日常過ごしていてうまくいくことが多いのは

間違いない。

 

難しいことを考えなくても、大きな挨拶と笑顔は誰でも

できるし、しかもそれは実際、多大な貢献をしている。

それだけであなたのオフィス全体が明るくなるからだ。