日常の会話、学校での発表、職場でのプレゼン。
人前で話す機会は多い。
しかし、
伝えたいことは多いのに伝わらない
時間をかけて準備してきたのにいざ話してみると反応が薄い
一体、なにが原因なのだろうか。
それは、あなたの話し方に
抑揚がないことが一つの原因かもしれない。
目次
抑揚のない話し方…抑揚がない原因は性格や心理?言葉に感情がこもらないから?話し方の改善はどうやって?抑揚をつけた(抑揚のある)話し方
喋り方に抑揚がない人は、
事実を淡々と話していることが多い。
その出来事であなた自身が感じたこと、
つまり感情の抑揚を上手く伝えられていないのだ。
面白かった出来事も悲しい出来事も、
どちらを話すときにも同じように
淡々と話してしまっているのだ。
その原因はどこにあるのだろうか。
性格?心理?
いや違う。
話し方を知らないだけなのだ。
話し方に抑揚をつける方法さえ知れば、
話したことは伝わるようになる。
では、抑揚をつけるにはどうすれば良いのか。
簡単に言うと、
抑揚がない=変化がないということだ。
ならば、変化をつけて話せば良い。
では、どうすれば
変化をつけて話すことができるのか。
変化をつけるポイントやコツ、
どこに気を付けて話せばいいかを解説する。
会話(話)の声に抑揚がない人、抑揚のない声…声の抑揚がないのは話し方のコツを知らないから?抑揚のポイント
強弱をつける
話に抑揚がない人の特徴として多いのは、
声の大きさが最初から最後まで変わらないということだ。
重要なところは大きく、重要でないところは小さく。
これを意識するだけでも、
伝えたかったことが印象に残りやすくなる。
逆に重要なことを小さな声で話すことで
印象付けることもできる。
誰かと話していて声が聞こえなくて
体を乗り出して相手の話を聞こうとした経験はないだろうか。
ずっと小さな声で話していると
自信がないように見えるかもしれないが、
大事なことを話すときには、あえて小さな声で話してみる。
すると聞いている人は、聞き逃すまいと
より集中して話を聞こうとしてくれるのだ。
少し矛盾した話のように聞こえるが、
要は変化をつけることが大切なのだ。
声を大きくする、小さくする。
これだけのことを意識するだけで、
話に聞き手に与える印象は大きく変わってくる。
話すスピードを変える
他にも話し方に抑揚ない人の特徴には、
話すスピードが一定という人も目立つ。
声の強弱のほかに、話すスピードでも
相手に与える印象を変えることはできる。
重要なところは、ゆっくり。
重要でないところは、早く。
他にも、注目すべきポイントや
相手に何かを考えてほしい時には、
少し話すスピードを遅くするのもよいだろう。
そうすることで、
相手に何かを考える余裕を与えることができる。
これも声の大きさと同じだが
スピードの変化をつけることが大切になる。
音に高低差をつける
話し方に抑揚をつけるには、
アクセントを意識するのも効果的だ。
話の抑揚にアクセントが関係あるのかと
疑問に思うかもしれないが、アクセントに気を付けるだけで
相手に与える印象は大きく変わってくる。
例えば、方言。
同じ話をしていても、
関西の人が話すと力強く、
勢いのあるように感じる。
逆に、福岡など九州の方言は
優しい印象を受ける。
多少言葉遣いに違いは出てくるが、
それでも方言によるアクセントの違いによって受ける
印象への影響は大きい。
まとめ
上手に話す人を見ていると
それがあたかも生まれ持った才能かのように
見えることがある。
しかし、話すことも技術であり、
コツを知り、練習を重ねれば、
必ず上手くなる。
・声の強弱
・スピード
・アクセント
これらを意識するだけで、
話した時の相手の反応が
大きく変わってくるだろう。
コメントフォーム