窮屈で退屈な日本を離れ、例えばヨーロッパで
仕事をしたいと思ったことはあるだろうか?
俺はもちろんある(笑)。
虎ノ門に毎日地下鉄で通っていた、あの
さえなかった監査法人勤めの頃だ。
英語圏イギリスというヨーロッパでの仕事
ヨーロッパで仕事をするなら、やはり英語圏で
というあなたに。
イギリスは、英語を話す人がヨーロッパはもちろん
最も世界で多い国だけに、ネイティブレベルの英語を
仕事を通じて学べるのは魅力。
北ヨーロッパのようなアジア人への差別意識がない
多民族国家であるのも、イギリスでの仕事にはプラスだ。
仕事に限らず様々な最新の情報が集まってくるイギリス。
一方で、仕事を探す段階で英語が全くダメなら
現地企業への就職は相当厳しい。
というのも、就職面接では英語でのプレゼンを
求められ、ここでしっかり自己アピールをする
必要があるからだ。
そうでなければ他のヨーロッパと同様、和食の
お店など日本語が中心の仕事を探すことに。
ちなみにイギリスで働くためには、労働許可証の
資格が必要。物価水準が高く、子どもの教育費も
上がってしまう点はマイナス。
また現地での食事や気候が合うかどうか。この2つは
イギリスは恵まれていないので、ある程度の期間滞在
してみて、あなたに合うかどうか試してみたい。
非英語圏のヨーロッパでの仕事
ここでは、ヨーロッパの中でもスペイン・イタリア・ドイツ・
オランダという、日本人が仕事を求める人気の国について。
まずスペインは、仕事を通じて英語・中国語と並び
世界で話す人が最も多いスペイン語を学べるのはメリット。
スペイン人の明るい気質の中で仕事ができることもいい。
問題点は、ワーホリという制度がスペインにはないこと。
長期滞在の方法がまず問題となる。
そしてやはり、英語を話す現地人がそれほど多くないので、
ある程度のスペイン語ができないと不景気のスペインで
仕事を見つけるのは厳しい。
個人主義の中で気楽に生活と仕事ができるイタリア。
長い休みを堂々と取れたり、美しい街並みの中で明るい
人達と仕事ができるのは魅力。
問題点は、給与水準が低いのに日本の都市部と
それほど変わらない生活費。就労ビザが取りづらい
こともネガティブな部分だ。
ドイツが良いのは、他のヨーロッパの国と比べて
英語が通じやすいところ。また家賃が低いのも助かる。
問題点は、違う分野への転職が難しいため、元いた業界が
合わなかった場合、違うジャンルに転職しづらいこと。
そして最近日本人に人気のオランダ。
「オランダモデル」という言葉が知られるように、働く人の
立場ではなく提供される労働価値に応じて、平等に対価が
支払われる点は良い。
さらにドイツ同様、またはそれ以上に英語が
通じやすいのもメリット。
ただ、良い条件で仕事を探そうとすると
やはりオランダ語が話せることが必要になる。
税金が高いのは他のヨーロッパの国と同様。
そして食事が淡白なのはイギリスに近い(笑)。
海外で仕事をするなら日々の生活も重要になるが、
その名で食というのは大きい。
和食のレベルを考えると、ヨーロッパよりもやはり
俺がいるフィリピンのような東南アジアのほうが
本格的なものを楽しめる。
今日もこれからマカティのリトルトーキョーに(笑)。
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